|
アンティーク・スパはコンクリートの建物に、バリ島では伝統的なアラン・アラン様式と言う茅葺きの屋根を組み合わせた造りになっていて、トリートメントルームは全16室です。フラニーはこの日はシングルタイプの部屋に案内されました。
コンクリートの打ちっ放しの室内にはマッサージ台と部屋の奥にバスタブがありその向こうは壁のないオープンエアーな造りになっています。そしてその向こうに水が流れる水路があり、外部から人が入れないように高いブロック塀がありました。
室内は至ってシンプルで、壁に付けられたアイアンの洋服を掛けるフックとシャワーヘッドがあるくらいで、余計な装飾は一切ありません。スパと言うといかにも女性好みに造ってある所が多いのが普通ですが、このようなスパだったら男性同士でも気軽に利用出来る雰囲気です。また、貴重品ボックスの類いもないので、心配な方は高額の紙幣や高級なアクセサリー、時計はホテルのセーフティーボックスに入れて来る事をお薦めします。
最初にささっと服を脱いで壁に掛けて、使い捨ての紙ショーツを履いてグレーの無地のサルンを身体に巻いてフット・バスで足を洗ってもらいます。バリのスパでは大抵がバティックなどの柄入りのサルンなのですが、ここアンティークはあくまでシンプルな無地の布が使用されていました。
アンティーク・スパのボディー・リフレクソロジーとアロマテラピー・マッサージの違いですが、リフレクソロジーは身体の反射区を刺激しながら凝りや疲れを解消し、自然治癒力を促して行くどちらかと言うと力強いタイプのマッサージで、アロマテラピー・マッサージの方が優しく撫でながら血液やリンパの流れを促すタイプのマッサージと言う事です。
この日のフラニーのセラピストはとても小柄な女の子でした。マッサージ台の高さが彼女には少し高いのではと、心配しましたがそんな事は全然問題ないわと言わんばかりの力強い指先でしっかりとしたマッサージでした。足先からふくらはぎ、太ももとぐいぐいと押してくれます。
この時、わたしは紙ショーツを履いていましたが、お尻の辺りもしっかりと揉んでもらいたい人はマッサージの時に邪魔になるので、履かなくても問題ないそうです。ロングストローク系のマッサージの時は紙ショーツの所で、セラピストの手が一度止まってしまうので履かない方が効果も高いと思います。
 |