最終日を利用してリラックス・タイムを
私は特別な事情がない限りバリの締めには、自分なりに出来る範囲での“豪華スパ”と決めています。仕事の関係上短いバリ滞在しか出来ない中で、いかに有意義に効率よく、且つバリならではの癒しを満喫出来るか!という理想を求めて試行錯誤した結果、最近のバリはほとんどこのパターンで締めくくってます(何の事はないフツーのパターンですが)。
と言う事で、今回お楽しみのレイ・スパでの贅沢・豪華スパはホテルチェックアウト後、帰国便に乗るまでの時間を利用しての17時スタートでお願い致しました。日本出発前にピックアップの時間は16時と連絡を頂いていましたが、スパ前日にもホテルに最終確認メッセージをちゃんと入れて頂いており、いつものような「ほんまにちゃんと来るかな〜?」と言うような不安感は全くなし!!デシタ〜♪
スパ当日、16時少し前にチェックアウトの為にレセプションに行くと既に送迎のスタッフの女性が待っていました。めちゃ時間厳守です〜〜(笑)。スパからのピックアップはオンタイムか少し遅れる位だろうと勝手に考えていたワタクシ・・・焦っちゃいました〜〜。
 
(上の写真:駐車場からの景色(夕刻なので少し暗めです)とレセプション)
送迎カーに乗り込み、自己紹介と少し世間話(カタコトのインドネシア・英・日本語)をしたあと冷たいおしぼりとアクアを頂きました。そして滞在していたサヌールから30分程のドライブでスパに到着です。でも、到着してビックリ!?ワクワク想像していた豪華な玄関ではなくて淡いグリーンの塀しかない・・・。一瞬驚いたけど、その塀がセキュリティースタッフによって開かれるとナチュラル感に溢れたオープンスペースのきれいなスパ・レセプションがありました。セキュリティーはバッチリです。
案内されるまま籐のソファに腰掛けると、またまた冷たいおしぼりとウェルカムドリンクがサーブされます。この時ドリンクを運んで下さったのが本日のスパ担当セラピストさんでした。で、ビックリ驚いたのがこのウェルカムドリンク!なんと!?一般的なスパとは違っていて濃い葡萄色の“ハイビスカス・ティー”だったのです。記憶に定かではないけれど、バリのスパでサーブされたドリンク類はほとんどがジンジャーティーだったような・・・?そして、この冷たいハイビスカスティーがめっちゃやたらと旨い!しかも!!中の氷もハイビスカスティーで作っている懲りようなんです。私達親子は「美味い!」を連発しながら、次回のバリでは絶対ハイビスカスティー買って帰ろうね〜♪と、心に決めてしまいした。
さて、前置きが随分長くなりましたが(笑)ドリンクを頂きながら、それぞれの担当セラピストの紹介と施術内容の説明、そして好みのオイルとマッサージの強さ、病歴や特に念入りにして欲しい場所などのカウンセリング行なってから、それぞれのヴィラに移動します。(右の写真:マッサージオイルは4種類からチョイス)
当初、父と同じヴィラ内でのスパを希望していたのですが(一人では少し心配だったので)、結局受けるメニューが違うので別々の方が良いのでは?と言うような提案を受け別ヴィラで受ける事にしました。結果、これは大正解でやはり隣を気遣いながら受けるよりは、一人無我の境地(笑)で受ける事が出来て良かったです。
担当セラピストのRennyさんに案内されヴィラの玄関に立つと、ヴィラに入る前にサンダルを脱ぐように言われました。(左の写真:ヴィラに備え付けのサンダル)
????なんでやろ〜?と思っていると、どうやらヴィラに敷き詰められた小石を踏みしめる所からスパは始まるようです。小石を踏みしめる足の裏が結構痛くて、「ああ〜〜、私って不健康なんやわ」なんて事を考えながら、スパルームに入るとしっとりしたトーンのお部屋にウットリです。そして、スパルームの説明と着替えの“ジャパニーズ・キモノ”を手渡されてからRennyさんは一旦ヴィラの外に出て、私が用意できるまでドアの外で待機していてくれます。
ヴィラ内はツイン・ベッドのスパ・スペースと、バス、アウトシャワー、トイレスペースとが別々のセパレートタイプになっています。スパ中のシャワータイムやバスタイムは境のドアを閉めて更に厚手のカーテンで仕切ってくれますので、安心してノンビリとバスタイムを楽しむ事が出来るようになっていました。
  
アメニティー類も充実していてドライヤー・ブラシは勿論の事、ホテル仕様のプッシュ式セーフティーボックスも有りますし、紙パンツ2枚、バスタオル3枚、シャンプー、コンディショナー、ソープ等々、それにアクアも2本有りました。とりあえず基礎メイク用品以外は完璧だったように思います。(右の写真:ガウンはジャパニーズスタイル・キモノです)
そしてジャパニーズ着物に着替えて準備万端整ったところで、Rennyさんにチーンと合図の鐘を鳴らして知らせます。
レイスパのトリートメントは礼(Rei)に始まり礼(Rei)に終わる・・・
ドラの音じゃないけど「チーン、チーン、チン」という厳かな鐘の音の儀式で始まります。私の受けた「グリーンティー・リチュアル」はフットバスからスタートです。フットバスのために椅子に腰掛けていると、Rennyさんがトレーの上に美味しそうなお野菜をいっぱい載せてやってきました。一瞬スパの前の腹ごしらえ?かと思っちゃいましたが(間違っても食べちゃダメですよ!!)この美味しそうなお野菜ちゃん達は私のお腹にではなく、お湯の中で待ち受ける私の足の渇きを癒やす為の物だったのです。(左の写真:フットバススペースは、少し窮屈な感じです)
きゅうかんば、トマト、ライム・・・。Rennyさん、日本語は話せないけどそれぞれの効能だけは日本語で説明してくれました。実は私、「きゅうかんば」って「きゅうかん葉」てな感じで葉っぱの名称だと思ってたんです。帰国後調べてみると「きゅうり」の事だと知ってビックリしました。日本語がほとんど話せないのにとんでもない日本語を知ってるRennyさんでした(笑)。て言うか、これは教育のたまものでしょう。青い柑橘系の香りに包まれてゆったりとしたフットバス・・・フットケアー。その爽やかな香りと心地よさでスパは始まったばかりなのに、既に体の芯からスッキリとリフレッシュしてしまいました。
次にベッドにうつ伏せになりボディークレンジングの開始です。これまたゆったりと軽いマッサージのような感じで手・足・背中と順番に丁寧に拭いてくれます。でも、拭き取りのタオルの温度がもう少し熱かったらもっと気持ちよかったのになあ〜〜〜。(左の写真:わかりづらいかもですが、お顔のマットの下のお花が人参で細工されたバラの花だったのです)
続いてそのまま引き続き40分間のグリーンボディースクラブ&マスクです。これも身体の裏表、丁寧にゴシゴシしてくれたけど、皮膚の柔らかい部分(腕の内側とか内股辺り)のゴシゴシは痛くて、少々修行気分でした。が、この後10分間のシャワータイムで身体に残ったスクラブをきれいに洗い流して、新しい紙パンツに履き替えて、水分補給もして、ついでにトイレタイムを取って、スッキリとしたところでお肌を触ってみるとしっとりツルツルになってたので、嬉しくて思わずルンルン♪と鼻歌がでちゃいました。痛いの我慢した甲斐が有りました〜♪でも、皮膚の弱い方はちゃんとsakit(インドネシア語で痛い)って言いましょうねぇ〜。(右の写真:バスグッズ達)
極楽マッサージとリーフ(葉)なバブル・バス
ほんで、ほんで後半に突入です〜〜♪
そして、本日一番のお楽しみの80分間のボディーマッサージです。これは頭のてっぺんから足の先までほんと超極楽気分で、悲しい事に所々しか記憶にありません。が、かなりしっかりとした技術で、タイ式のような、ロミロミのような、はたまた指圧のような・・・。とにかく、今までに受けたアロマテラピー・マッサージとは明らかに違っていて、ほんま、途中で自分のいびきの音で何度か目覚めた以外はまさに天国でした。
そして、長丁場のスパもいよいよ大詰めです。Rennyさんがバスルームの扉を開けてくれてビックリ!アワアワのバブルバスだったんです!!
 
(上の写真:バスルームの扉が開かれるといきなりかわいく盛り上がったバブルバス。年柄にもなく「きゃあ!」ってなお声をあげちゃいました)
しかも!アワアワの上に葉っぱ(名称不明)がリボンのように載っかっていて、それが間接照明とフットバス同様、青っぽい柑橘系の香りの中でめちゃ良い雰囲気なんです。色々悪戦苦闘して写真撮ってみたけど、腕とカメラの性能の悪さとバスルームの奥行きの無さと暗さで良い写真が撮れなかったのがとても残念でした。因みに、この時セットされていたシャンプー・コンディショナー・ソープ(3種類の中からチョイス)どれも使い心地満点で、ヘビーダメージ毛の私の髪もきしむことなくなめらかな洗い上がりでした(買って帰りたかったのに買い忘れてしまった)。私は普段フラワーバスだとあんまりゆっくりバスタイムとらないのですが、さすがにこの柑橘系のアワアワのグリーンティーバスはのぼせる程ゆっくり入っちゃいました。また、バスタブから出る時もフラワーバスのように身体にペタペタ花びらがくっつかないのがとてもGoodデシタ〜。(左の写真:レモン・ライム・グリーンティーが豪華に入ってます)
ゴージャス・バスタイムを終えてスパルームに戻ると、最初は棚だと思っていた所がドレッサーに早変わりして、チェアーもちゃんとセッティングされたメイクスペースが出来上がっていました。スゴイッ!けど・・・真っ暗・・・。いや、お昼間だと全く問題ないんですけど。バリのヴィラでは割とありがちな事だと思うんですが、わずかな間接照明だけでは鏡の中の自分の顔なんてほとんど見えないし、セーフティーボックスのボタン押すのも手探り状態(なんとか見えるけど)。日本人はバリニーズ程、闇夜に強くないから夜のゲストのためにちっちゃなスポットライトでいいから置いて欲しいです〜〜〜。(右の写真:フラッシュがなければヴィラ内ほぼ真っ暗闇です)
最後までホスピタリティを感じて
スパ終了後レセプションに戻ると、2時間ちょいのセンサリー・リバイバルを満喫したらしい親父ちゃまが先にソファにふんぞり返っておりました。隣に座ると「これ美味しいから、飲んでみ」と飲みかけのお茶を勧めてくれました。「い、いや。私も出してくれるから、要らんよ♪」と、お断りしている所へ温かいハイビスカスティーと軽食が出てきました。美味しそう〜〜♪時間的に(午後8時前)丁度小腹が空いていたのでお菓子類じゃなく、ライトミールって言うのがうれしかったです。(左の写真:ハーブティーとライトミール)
今度は私が親父に「これ半分食べる?」と、勧めると「要らん!お腹いっぱいや!!美味しいバナナ3本も食べたんや!」・・・スパのみなさま、飢えた親父に暖かい配慮テリマカシーでした。でも、その私達の会話を想像したらしい(日本語カタコトなので)オーナー夫人のDayuさんが父の分もライトミールお出ししましょう!と、言ってくれました。彼女は本当に昔ながらの日本人のような優しい気配りの出来る方で、恐れ入りました。でも、勿論ふたりとも既に満腹状態なので、丁寧にご辞退させて頂きましたが、そのお気遣いがとても嬉しかったです。
そして父の分の支払いを済ませホテルまで送り届けて頂きます。本来なら、ここで「めでためでたし」やったのですが・・・。送迎カーが走り出して20分後くらいに、ヴィラ内にカメラを忘れて来た事に気が付き、レイ・スパにもう一度戻る羽目に・・・。ほんと、申し訳なかったけどDayuさんもドライバーさんも「Tidak
Apa apa」と、素敵な笑顔で仰って下さいました。一応、忘れ物の確認は私達がお茶を頂いている間にしていてくれたようでしたが、如何せん、あの暗闇のヴィラ内では黒いケースに入ったカメラは闇夜に目の利くバリニーズでも気が付かなかったのでしょう(笑)。
でも、このとんだ忘れ物事件のお陰で、思わぬ素晴らしい笑顔の接客の基本をレイ・スパの皆様に見せて頂く事が出来ました。本当に気持ちの良い対応で、いつもなら少々重い気持ちで乗る帰国便にも爽やかで晴れ晴れとした気持ちで乗る事が出来ました。私も同じ接客業に携わる者として、もう一度基本に戻って気持ちの良い笑顔でお客様に心から喜んで頂ける事の大切さを再認識させられる出来事でした。レイ・スパのみなさま、素敵なスパタイムを過ごさせて頂き本当に有難う御座いました。(※こちらのコアラッ子さんは2008年4月に体験されました。)
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