実はココナッツジュースが苦手です

先日Twitterに、ココナッツサブレという昭和を代表するお菓子が個包装になった、というツイートがありました。

昔のお菓子は、一度封を開けたら一気に食べないと全部しけってしまうものがほとんどで、最後のほう、かみ応えが悪くなりながらもマーニはココナッツサブレが好きでよく食べてました。

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それで東南アジアを旅行した時、生まれて初めて生のココナッツジュースを飲むことになり、期待を持って望んだら、

「え?!」

もっと甘くて美味しい飲み物かと思ったら、中途半端に甘い、ぬるい、どろっとしてる・・・。

けれど周囲の人は誰もまずいと言わないし、映画とか見ると無人島に流れ着いた主人公が実を割って中の果汁を美味しそうに飲んでるし、もしかして自分の味覚がおかしいのかも。ココナッツサブレとの比較が間違っていることは重々承知しているのですが、あんなに美味しいお菓子の元が、こんなにくそまずいわけはない、と現実を直視できない自分がいるのでした。

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それからも、バリ島のスパ等で「体に良いですよ」とリアルココナッツジュースが出てくると「ほんと美味しいですね〜」とひきつり笑いで必至に飲み干す。どっかのホテルで、ウェルカムドリンクにまるごと1個出てきた時は拷問かと思いましたが、まさか飛雄馬のお父さんみたくお盆をひっくり返すわけにもいかず、無理やり喉に押し込む自分。

下の写真は、ココナッツに見えて実は陶器のカップで、中には飲みやすいよう味付けしたココジューが入っていました。本物もこの位美味しければいいのにとひそかに思いながらも、じっと自分の中にしまったままの日々が十数年続きました。

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ところが先日、東南アジアに初めて行った近所の床屋のおじさんが「一口飲んで、飲むの止めたわ」とカミングアウトするのを聞き、おお、ようやく同士発見!

ココナッツのアイスクリームやサラダ、ココナッツオイル等は好きなのですが生のジュースがだめ。バリ島のオーガニックカフェに行くと、外国人のお姉さんが、これみよがしに「あたしはココナッツジュースを飲んでるからヘルシーで美人」というオーラを振りまきまくっているのを見ながら「ココナッツサブレのほうが美味いわい」と、一人つぶやく日本人のおじさん。

これからもバリ島に行く度に、向こうからお盆に載ってココナッツジュースが運ばれてきやしないかビクビクする日が続くのでした。