窓のないホテルと太陽の恵み

日本のマンションは経年劣化を防ぐため、12〜15年周期で大規模修繕工事を行います。今年、マーニが住んでいるマンションがそれにあたり、8月中旬から3ヶ月間、窓を開けることができなくなりました。

バルコニー前に組まれた足場を作業員が通るため、カーテンを開けることができません。また網戸も外されているので、作業を行わない夜でも(虫が入ってくるので)窓を開けることができません。

以前、台湾で窓のないホテルに泊まったことがあるのですが、昼間は外出してせいぜい1、2泊だけだったので、日が入らなくてもそれほど影響はありませんでした。

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また、ニューヨークで半地下の部屋に1週間泊まったことがありますが、小さな窓から若干の灯りが入ってくるので気になりませんでした。それより、マンハッタンのビル街にいるというアガル気分も加わって、わりと居心地が良かったです。窓からの眺めは「通りを歩く人の足」だけでしたが。

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話は戻り、窓もカーテンも開けられない薄暗い東京の部屋で3ヶ月間。これ、かなり堪(こた)えました。塗料の匂いや埃は仕方ないとして、太陽が浴びれないと、人間だんだん萎えてくるんです。

冬の間、ほとんど日が差さない北欧やロシア人が、そこまで焼かなくてもいいだろうってくらい、真っ赤になるまでバリ島で日焼けしていますが、やはり太陽を浴びたいというのは、人間の生理的欲求なんだと思います。

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建物の向きについては、日本では日照権として南向きが好まれますが、逆にヨーロッパでは、家具が焼けるからと北向きの部屋が人気が高いと聞いたことがあります。国や気候が変わると日照に対する好みも違ってくるようです。

バリ島のような赤道に近い国は、太陽が真上から差すため、基本的に方角は関係ありません。バリ島のホテルで、南向きだ、北向きだという話を聞いたことがないでしょう。大事なのは海が見える、道路に面している等、日照以外の要素が重視されます。

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日本はこれから日照時間の少ない冬の時期に入りますが、なんとなく気が乗らないという人は、バリ島に行って太陽の恵みを全身に受けましょう。

ちなみにマンション工事は来週には完了し、しばらくぶりに日の目を見ます。長かった・・・。