さて、魚座カルボナーラBAさんはすぐにやってきてくれ、いよいよマーニの番です。
マーニがシセイドウメンを使ってみたい旨を告げると、快くリードしてくれます。まずは、お肌の状態をチェックしましょうということで、胃カメラみたいなマイクロ・スコープをマーニの肌にあててモニターに肌の拡大図を映し出します。
そういうことをする男性というのは、ふだんこういう場所ではなかなかない光景とみえて、対面にある某フランス競合ブランド化粧品売り場のお姉さんは、黒い制服に身を包みながら「お手並み拝見」とばかりにカウンター越しに仁王立ちになり、まるで動物園の稀少動物でも見るように、興味津々でこちらを見ています。
すると、担当部員さんは「まあ!すごい!お客様のお肌、Aランクです!」と、半ば興奮気味に調査結果を教えてくれます。なんでも、4段階の肌状態があってマーニのAランクというのは、キメが整いもっともよい状態の肌を差すのだそう。
フッフッフッ、だてに長年、ン十万円を投資してきたわけじゃありません。「当然の結果です」と言いたいのをこらえながら「いやあ、ほんとですか?」などと、ちょっと謙遜するフリをしてみたりします。俳優になるべきだったかも・・・。そんな考えがふと頭をよぎります。
調査結果に気を良くしたマーニは、とみにリラックスし、あとは女性客に混じり、カウンターの中に一人デーンと座り、SHISEIDO MENのテスターをあれこれ試してみたりなんやりと、美容部員のお姉さんを巻き込んで、どれを買おうか検討します。
男性客は美容知識がない客がほとんどだろうからか、いちいち肌の仕組みについて説明してくれたりするんだけど、マーニにはそういうのは必要ないんで、そのあたりのところは確認した上で省いてほしいですね。そういうことよりも、もっとその製品がどういう成分で、それがどういう効能があるのかなど、科学的情報がほしいと思います。