美肌は、いつの時代も女性にとっての大きなテーマだけど、男にとっての美肌とは女性のそれとは種類が違います。女性の場合美肌とは99%が「若いときの肌をキープすること」。テレビのCMで、タイトルバックに顔を手で覆った人が、パッと手をひらいてご開帳〜、とすかさず本人の実年齢のテロップが流れるというあのCM。言いたいことは「年くってるのに未だ若い肌」ということで、赤ちゃんのようなプル肌、つや肌を長く保たせるために、女性は日夜努力するってわけです。
男性の場合はどうでしょう。もちろんいくつになってもきれいな肌でいることはよいことだけど、男の場合、それプラス「パワー」を感じさせる肌であること。これが大事です。別に六十、七十になっても夜の生活現役バリバリでいろとか、そういう意味ではなく、30代前半なら30前半なりの、40代後半なら40代なりの、その年齢にふさわしい「風格」。これがあるのが理想です。歳くってるのに肌だけ20代なんて、女性ならいいけど男ならこわいしやばいぜ。 これまでの経験で培われた知恵、男が男としてあるエナジー、困難に立ち向かえる精神のみなぎり、溌剌さ、心意気・・・そんなものが顔の表面に表れるのが男のめざすべき美肌。意志のある顔をした男の肌というのは年をとっても美しいのです。
さてそこで大事なのは、清潔で手入れをきちんとした肌であること。シワや、にきびの跡があってもよい。自分のパワーを正統にきちんと表現するのに、肌が汚れてたり、肌トラブルがあってはだいなしです。会議でプレゼンするプロジェクターの表面が汚れてたら、せっかくの企画もだいなしでしょ。シワがあってもブ男であっても、いい男になれるんです。まずは、きちんと拭いてきれいに手入れしましょ。
男の美顔の最初のステップは、洗顔後のアフター・フォローをすることです。一般的に男性の肌は皮脂量が多いため、洗ったあとそのままでも、特につっぱることもなく別に問題ないようにみえます。けれど、それは肌が皮脂を出すからであって、その皮脂の代わりに外から「皮脂の代わり」を補えば、その分肌は自力で補おうとがんばることないから、負担が減って肌にとってはよいわけ(つづく)。