飛行機に乗って
まさかJALが倒産するなんて、予想しなかったです。
大学時代、JALのスッチーになった先輩が、空港へは往復タクシー送迎とか、週に勤務日数が2日とか3日とか、ハードワークだとは思うけど、ずいぶん特権待遇だなあと感じたことを、今になってみれば思い出します。
高コストになった経緯や原因は、いろいろあるんだろうけど、その昔、ようやく海外渡航が解禁された当時は、飛行機の旅は高嶺の花でした。
ハワイ行きなんて、エコノミーでも機内食で一人一人に生花の蘭の一輪挿しがテーブルに配られた時代。日本の文化であるもてなしの心とあいまって、飛行機は豪華で夢を見る旅であるべき、となりました。
それからうん十年、世の中も人々の旅のスタイルも様変わりしたけど、やはりみんなの心のどこかに、海外旅行は特別なもの、という意識がある。だから、エアライン満足度調査とかが今でもあるんでしょう。
テレビやネットなどによって行ったことのない場所でもリアルに疑似体験できるようになった結果、別に飛行機で行かなくてもいいじゃん、という人も増えてきて、それでもいざ乗ると「機内食こんなにひどかったんだぜー」という情報交換がされるところに、今の原因の一つがあるように思います。
旅は人に大きな経験を与えてくれます。特に海外旅行をすることで、他者と自分との違いに気づき、自分をみつめ直し、孤独と他人への思いやりが生まれ、人は成長できます。子供手当とか、高校無償とかするのと同じくらい、国民一律海外旅行給付金を出してほしいと思います。





