
インドネシアにはテントに泊まるというエコリゾートがあります。テントの回りにはサルもシカもイノシシもやってくる。シカとイノシシは夜はテントのあるエリアで寝ている(人がいるからある意味安全だものね)。サルは早朝からテントの上を走って遊んでくれる。おかげで朝は自然と目が覚める。目の前が海でテントにいればいつでも波の音が聞こてくる。その海には海亀もいるし、鮫だっている。海に潜れば怖いくらいに魚たちがいる。ナイトシュノーケリングという無料アクティビティがあり参加した時の驚きと感動は今でも忘れない。夜の海を覗けるなんて滅多にないことだ!
バリ島からは風に吹かれて飛んでいきそうな小さな小さなプロペラ機で行くことが出来る島。このプロペラ機から見たリンジャニ山の火口、ロンボク島の美しい緑と荒野。直行のプロペラ機を利用しないときは、スンバワ島までメルパティに乗っていく。そこからの船の旅も思い出深い。遠くにイルカが泳いでいる。トビウオが群れて水上を飛びながら僕を楽しませてくれた。この豪華なクルーザーはゲスト専用。スーツケースはわざわざ別の船で運ばれる。なんというVIP扱い!そう、テントで出来た素朴なリゾートは超高級ホテルなのだ。豪華クルーザーにも名前が付いている。AMANWANA号!
AMANWANA号でご一緒したゲストは世界じゅうからやってくるオシャレな人たち。ドイツのご婦人は真っ赤なドレスでAMANWANA号にご乗船!身分の違いを感じ肩身の狭い思いを一瞬するが、同じお金を払ってるんだ。僕だってあの人と対等な人間さ!と心を大きく持った(無理矢理に・笑)。
AMANWANAは昔クレアという雑誌で紹介されて魅了され絶対に行こうと決めたリゾートです。この憧れのMANWANAに2度も泊まったことが僕の一番の自慢でもある。出来ることならばまたリピートしたい。しかし・・・今は無理!(笑)。当時でさえも一泊あたり10万円を超える滞在費、今はいくらかかるのだろう?このまえ、本当に行きたくて値段チェックをしたけれど、想像を超えた価格になっていたので最後まで計算するのをやめてしまってわからない(笑)。
さて、ワナは、モヨ島という島にあります。モヨ島は、スンバワ島の沖にある小島です。小さいと言ってもかなり大きな島で少しだけ人も住んでいます、もちろん人以上にたくさんの動物や飛べない鳥やイグアナなど自然の宝庫です。なので、ホテルの回りに自然はあるけれどお店やレストランはありません。
当時宿泊費はアルコール以外の飲み物や食事が全て宿泊費に含まれていました。そては当然だけど、一番大事なのは食事代がただと言うことではなく、その味です。滞在中ずっとワナのレストランで頂くわけだから、美味しくないと困るのです。
しかし、その心配はなかった。それどころかむちゃくちゃ美味しい。何を食べても美味しい。自然もいっぱい食事も最高、僕にとっては最高のリゾートです。今でも覚えてるのは、デザートが美味しかったこと。特にプリンは絶妙の味。たかがプリンだけれど・・・忘れられない味を今でも求めていたりする。しかし、ワナに行かなければ味わえない、いつかまたワナに行こう心にしまっておいた僕の思い出。
しかし、心にしまっておいたはずの夢がひょんなことから叶うことになる。今回、夢が叶ったのだ。アマンワナのシェフに会えたのだ!そして僕は頼んだ。きんたの為にワナのデザートを作ってくれ!レシピを覚えてるか?まくしたてるように彼にお願いしてしまった。そして、なんとか作ってみるとの答えに翌日を待った。
ワナには2つのプリンがある。ココナッツ・カラメルとバニラ・パンナコッタ。これはバニラ・パンナコッタ。
ワナにいたシェフはその後バリ島のリゾートで腕を磨いていた。このパンナコッタはワナで食べたときの100倍も美味しかったのだ。さっそく頼んでみる。メニューにないけれど、ゲストがリクエストしたらまた作ってくれるか?と。もちろん答えはオッケイ!次回、そのシェフを紹介します。ワナにいたときはただの調理人だったはず。今はバリ島の某高級ヴィラのシェフとして腕をふるっている。