
The Chedi Club at Tanah Gajah, Ubudは、広大なライステラスに接した大変眺めが良いリゾートです。
さて、上の写真は、僕のお気に入りのチェディクラブのレストランのテーブルに座って撮した写真です。食事をしながら、お茶をしながら、このような光景が自然と見られ、いつまでも飽きない場所です。写真手前、レストランのすぐ前の稲は刈り取った後ですが、農夫達の向こうには青々と茂った稲が見事に広がっていました。
さて、余談ですが、旅行者のみなさまはレストランからの眺めを堪能し感動してください。それで良いのですが、僕の場合は、この景色、向こう側から見たらどうなのさ?と思うと、行けそうな限りあぜ道を歩いたり、山を登ったりして対岸から景色も見たくなるのです。反対側からの写真を撮って紹介したいと思う気持ちもありますし・・・
そこであぜ道を歩いて撮した写真が下です。日本の田は、田圃の間にあぜ道が1つ。または水路が1つが主流だと思いますが、バリの水田の水路はとても複雑で見事なまでに水をそれぞれの田に配給するシステムが出来ています。ご覧のように細い細いあぜ道が複数ありますが、これは水路を作るためです。同じ場所に畦道が4つ、水路が3つあることがわかりますね。この水路がそれぞれの田に水を運ぶのです。
それでは、なぜ3つもの水路が必要なの?1つじゃだめなの?
そう、日本ならば1つで良いし、もしくは水路がなくてもいいのです。水路がない場合は、隣の田自体が水路の役割をして、田から田へ水が流れて全ての田に水が行き渡るようになっています。日本の田圃も、すごい技術ですよ。畑ならば高低差は関係ないけれど、田だけは、水が絶対に必要なので、全ての田に水を行かせるのは大変な事なのです。
日本では1つでよい水の流れもバリでは、1つではダメなのです。なぜならば、日本は全ての田が同じ条件(同じ速さで)、稲が生育します。水が必要な時期、水が必要でないから田への水の進入を防がなければいけない時期がおなじなのです。
しかし、バリ島の稲作は、三期作です。なかには四期作するところもあるそうです。そして日本と違って一年中暑いから、田植えをすべき時期は一年中です。同時期に田植えや稲刈りが重なっても困るので、農家はそれぞれの田を生育をずらして稲を育てています。
まわりくどい説明をしてしまいましたが、日本と違い、バリ島では、田植えの時期、生育の時期、稲刈りの時期が決まっていないことをわかって頂けましたでしょうか?
良く、○月の○○のライステラスはどうですか?と質問される人がいます。それを知りたい気持ちはよくわかるのですが、それを答えられるのは、その田の持ち主だけだと思います。チェディの横の田圃だって、田を実際に耕す農夫はわかっても、チェディのスタッフに聞いても、はっきりとは答えられないと思う。
ライステラスは青々と茂った時期だけが最高だと思われてる感がありますが、田植え直後の、まだ水面が見える頃のライステラスも綺麗ですと。また稲穂が実ったゴールドの田圃も見応えあります。また、稲刈り風景もとても良いです。
稲の生育に関しては、はっきりわからないことと、緑のライステラス以外も綺麗なことを伝えたくて書いています。
下の写真ですが、レストラン前は、稲刈りをして数週間過ぎたところ、右側は田植えをして一週間くらい。そして左は青々茂った稲。この3つが同時点で見られるのです。
