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ワカ・デ・ウメ
ウブドゥ
 
ワカ・デ・ウメ
★★★(フラニー)

食事 〜隠し味はスタッフにあり〜
 

ワカ・デ・ウメに訪れたら、是非、ホテルで食事をして下さい。ウブドの素朴なリゾートだからお料理もインドネシアン料理だけかと思っていたら、実に多種多様なメニューが用意されてあってびっくりしました。

メニューはブレックファスト、ランチ、ディナーと3種類用意されてあって、インドネシア料理はもちろん、イタリアンやフレンチ系、シーフードにしっかりした肉料理はもちろん、オーガニックやベジタリアン向けのメニューもありとても充実しています。

特に雰囲気が良いのが、きちんとテーブル・セッティングがされ、キャンドルが灯されるディナー・タイムです。夜になるともちろん田圃の景色は見えませんが、その代わりに遠くヌサ・ドゥア辺りの夜景がキラキラ夜空に光りとてもキレイです。(お馴染みのワカ・デ・ウメと言えば必ず出てくるこの風景、流石にきれいです。右:夜はムーディーにキャンドルが灯されます)

フラニー滞在中、ワカ・デ・ウメはほぼフルブッキングだったため、レストランは多くの外国人ゲストで賑わっていました。一人のディナーとなると、なんとなく周りのグループ客やカップルに押され気味で気後れしますが、それを全然感じさせないのがこのリゾートの素晴らしい所です。丁度、アフタヌーン・ティーを頂いている時に話しかけてくれた女性スタッフが、私を見るなり寄って来て、「あら、フラニーお帰りなさい。どこに行ってたの?ご飯は何を召し上がる?今日のオススメは●●よ」などと、とても温かく迎えてくれたのです。こう言うサービスって付け焼き刃だと、こっちもなんとなく白けてしまいがちですが、ここのスタッフは、いつでも本気のウェルカムの気持ちを素直に表してくれるので、本当に気持ち良く過ごす事が出来きました。 (下の写真、左:レモンヨーグルトのグラニテ。右:いつもフラニーの事を気にかけてくれていた、イブ。体もビックだけどハートもビッグであったかい人)

彼女の接客でメニューを選びながら、グラスで白ワインをお願いし、まずは、しいたけと野菜のスープを頂きました。このスープはエスニックな味付けで唐辛子も入っていたのですが、ここでも彼女は「このトウガラシは辛いから、苦手だったら食べてはダメよ」と、優しくアドバイスしてくれます。そしてメインが出て来る前にフラニーはまたまた嬉しいショックを受けました。なんとスープとメイン料理の前にちゃんとお口直しのグラニテが出てくるではないですか!フレンチ・レストランでコース料理を頼んだのなら判りますが、こんなウブドの田舎でと言っては失礼ですが、こんな田圃の中のレストランでこんな洒落たサービスを受けるとは意外で嬉しかったです。またお味もとてもすっきりさっぱりしていて、メインに移る一品にふさわしく美味しかったです。メイン料理はお肉がダメだと伝えると、この女性スタッフが勧めてくれた料理を選んでみましたが、ワカ・デ・ウメの料理は何を頂いても温かい味が感じられて美味しかったです。(下の二枚はディナーの写真。左:しいたけと野菜のスパイシースープ。右:シーフードと野菜のチャプチャイ風はライスも付いてボリュームたっぷり)

フラニーは結局、翌日もこのレストランでディナーを頂きました。ウブドで舞踊を見に行っていたので、外で食べても良かったのですがこのレストランでゆっくりと落ち着いてワインを飲みながら食事が取りたいと思ったからです。特にワカ・デ・ウメ・クラスのスモール・リゾートだと、スタッフがみなこちらのゲストの顔を把握してくれるし、ウブドの場合はタクシーなどが走っていないので、帰りの足を心配しなくてもお部屋はすぐ側だし、なにより女性が一人でお酒を飲んでも安全なのでリラックスして食事を楽しむ事が出来るからです。(右の写真:ワカ・デ・ウメのビッグ・シェフ、アリアンティアさん。ここに勤めて10年と言うキャリアの持ち主で、繊細だけど温かい心の籠った料理を作ってくれます。細やかな心配りで味付けの善し悪しを尋ねながら各テーブルを廻っていたのが印象的)

ある日の夜は、ディナーのメニューにはないパスタ料理が食べたいと思い、やはり顔なじみになった男性スタッフに聞いた所、ランチのメニューを出してくれました。ランチのメニューはサンドウィッチやピザ、パスタ・メニューもあり、どれも美味しそうで迷いましたが、生野菜が食べたかったのでオーガニック・サラダと、スモーク・サーモンとほうれん草のフィットチーネ・カルボナーラと言う、少し太めのパスタ料理を選びました。前日もそうだったのですが、ワカ・デ・ウメのディナーには自家製のグリッシーニやフォッカッチャも出てくるので、これをつまみながらワインを飲んで料理が来るのをゆっくり待ちます。通常のホテルだとワインはグラスかボトルかの選択肢しかなく、一人の時はその量がどちらにしても足りなかったり、多過ぎたりで困るのですがワカ・デ・ウメのレストランは嬉しい事に、白と赤ワインのカラフェがあるのです。これが丁度、グラスに3杯くらいの量で酔っぱらいきらない程度に留めておくのにピッタリで、また白のカラフェはお値段もとてもリーズナブルで楽しめました。(下の二枚はディナーの写真。左:フレッシュなオーガニック野菜を使ったサラダは、ズッキーニ、アボカド、いんげん、キュウリ、ピーマンなどの緑の野菜にハーブとパルメザンチーズがかかった野菜本来の味が楽しめる一皿。右:濃厚だけど、するっとお腹に収まるフィットチーネ・カルボナーラは二人でシェアしても充分なボリューム)

もちろん朝食も、素晴らしい景色を見ながらのんびりと頂く事が出来ます。この朝食を食べているとワカ・デ・ウメに居るんだなーっと、改めて実感します。自家製の温かいパンに美味しいコーヒー。ウブドでこんなに立派なオムレツには初めて出会ったかも?と思うくらい美味しかった、きちんと丸まったフワフワのオムレツ。なぜかバリのオムレツは薄焼き卵のような物が多いんですが、ここは敏腕シェフが違いを見せつけてくれたかのようでした。(下の二枚は朝食の写真。左:フレッシュでクリーミーなヨーグルト。右:ハムや野菜がたっぷりと入った贅沢なフワフワのオムレツ)

また、ヨガをした日の遅めの朝食に、スタッフがすすめてくれたミー・ゴレンを頂きましたが、久しぶりに食べたミー・ゴレンがとても美味しかったです。肉は苦手だと伝えておいたので、シーフードだけを入れて作ってくれた気配りも嬉しい。また、丁度、シェフが挨拶に来てくれて、運ばれて来たミー・ゴレンに卵が乗っていない事を見つけると素早く作り直すようにスタッフに指示してくれました。リゾート内はのんびりしているのですが、スタッフは実にスピーディーに対応してくれるのもワカ・デ・ウメの特徴です。(下の写真、左:朝食のインドネシアンはナシゴレン、ミーゴレン、ブブールと言うお粥もあり、遅い朝食ならブランチにもなります。右:コンプリメントのアフタヌーンティーは是非頂いて!)

このようにワカ・デ・ウメのレストランと食事、サービスには心から満足したフラニーです。本当に初めて来たのが信じられないくらい、どのスタッフも笑顔で何かしら話しかけてくれて、自分がとても大切に見守られているかのように感じ思わず、「ただいま!」と言ってしまいたくなる程でした。ホテルは箱だけが良ければ良い訳ではなく、人が作ると言う言葉を久しぶりに思い出したフラニーです。(下の写真、左:レストランの2階席は特等席! 右:気さくなスタッフはこちらもキャリア11年だとか。人なつこい笑顔にこちらの心もホッとします)


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