| 昔、バリ島に行き始めた頃、Jl.ビスマ通り沿いにあるホテルに泊まったことがあります。ウブドでも少し高台にあるJl.ビスマは雰囲気も良く、徒歩で行動出来るロケーションを含めとても気に入ったエリアです。Jl.ビスマは道を進むと両サイドに店やホテル等が立ち並び派手さはないけれども賑わいを感じるエリアで、また一方道をもっと進むと田園風景の広がるとてものどかな場所となります。以前泊まったときも、日が暮れてから田圃のある所まで蛍を見に歩いたりしました。
ウブドには数多くの高級ホテルがありますが、ウブドの良さって、高級じゃないホテルやロスメンにも素晴らしい宿がある場所です。今回、久しぶりに自分の知らないホテルに泊まりたくて、ジャランジャランしながら宿泊ホテルを探し選んだのがこのウマ・サリ・コテージです。
ウマ・サリは、Jl.ビスマの舗装道路が終わってまもなくのところにありました。正面に田圃が広がっているのでホテル自体を外から見ることが出来、一目で雰囲気がわかりました。入り口にレストランと駐車場があり、少し奥にゲートがあり、そこがフロントになっていました。部屋の空きを尋ねたらちょうど2階の部屋が空いてるとのことで、案内してもらいました。


ウマ・サリにはデラックスとスタンダードがあり、それぞれ一階二階、ダブルベッド、ツインベッドの合計8つの部屋があります。デラックス、スタンダード共に二階の部屋を見せてもらい、一番奥の二階のデラックス・ルーム(ツイン)をその場で予約しました。ウマ・サリを見る前に他のホテルも幾つか見学済みだったのですが、ウマ・サリのデラックスルームの広さと新しさが魅力的だったので即決出来ました。また、Jl.ビスマからホテルが見えたと言うことは、部屋のベランダからの景色が良いわけで、広いテラスの前に広がる田圃と見晴らしの良さはなによりうれしかったのです。この部屋で3泊することに決め、デポジットとして1泊分を預け、ホテル探しは終わりました。
ウマ・サリをけっこう気に入ったので満足して歩いてウブド中心まで戻りましたが、歩く距離としてはウブドの中心からちょうど良い散歩で、その途中、Jl.ビスマにクリーニング屋やマッサージ屋があることもチェックしながら、はやくここに泊まりたいなぁと思ったりしました。
さて、チェックイン当日、ウマ・サリのスタッフはもちろん顔を覚えていてくれて、すぐに予約した部屋に案内してくれました。下見の時はそれほど念入りにチェックはしなかったけれど、部屋は角部屋になるので片方の壁にも小さいけれど窓があり明るい部屋です。部屋で一番気に入ったのはバンブーベッド(竹製のベッド)。日本で自分の部屋にも置きたいほど、僕はバンブーベッドがお気に入りなのですが、最近バンブーベッドを置いてるホテルが少なくなってきてるので、久しぶりのバンブーがうれしかったです。
部屋にはテレビがあり、ファンとエアコンが付いています。大きめのクローゼットがあり、セーフティボックスは無いけれど、クローゼットに鍵付き引き出しがあったので大事な物を入れるのに役立ちました。もちろんパスポートや現金は入れられませんけどね。
 
 
部屋の床はひんやり冷たくて気持ちの良いタイル張りです。このタイルは見た目も清潔感があり好感が持てました。バス・ルームは広くバス・タブもあります。お湯は基本的に出るのですが、時間により出ないときがあり、仕方なく水シャワーを浴びました。これが高級ホテルならば文句も言いたくなりますが、このクラスのホテルですから仕方ないかあ、で済ませられます。チェックイン当日、バス・タオルはあるものの、石鹸シャンプーがなかったので、ホテルじゃないから仕方ないねと思いスーパーで買ったのですが、翌日のルーム・クリーニングでは設置されていました。初日は置くのを忘れていたんですね。
二階の部屋には広いベランダがあります。一階は同じ広さでテラスになっています。一階の方ではテラスでヨガをやってる人もいて、広くてくつろげるスペースです。このベランダにバンブー製の椅子とテーブルがあります。残念だったのは椅子が一人がけ用だったこと。一人がけ用が2つあるのですが、テラスが広いのだから、ここに寝っ転がれるほどの2人がけのソファがあれば最高だったと思います。
アフタヌーン・ティーはポットのお湯とコーヒー、紅茶とカップを部屋まで運んでくれます、セルフ・サービスですが、自由に飲めるのが楽でした。
朝食は入り口にあるレストランで頂きます。フルーツ・ジュースかカット・フルーツ、コーヒー、紅茶、パン、卵料理、インドネシア料理などから選びますが、量がやや少なめです。しかし、追加料金でアラカルトを注文出来るので十分でした。野菜オムレツはトーストに挟んでサンドイッチにして食べるととても美味しかったです。ナシ・ゴレンも少しピリカラでパンチが効いた味でした。どれもスタッフ達がレストランの後ろの調理場で作っていましたよ。
ウマ・サリのオーナーは画家だそうで、家は別の場所にあるようですが、毎日来ていました。朝食のあと絵を買わないかと言われたりしたけれど、写真を撮ってあげるとごまかして逃げました。僕はバリでもう既に絵をたくさん買ってるので今は絵に興味がないんだけど、Jl.ビスマにも何人か絵描きが居るようで、外を少し歩くと絵を勧められたりもしました。でも、断ればしつこくされないので良かったですね。
Jl.ビスマにはインターネット・カフェもあるし、欧米人で賑わうレストランもありました。ウブド中心地までも歩けるのでまだこのエリアに泊まったことのない方は一度泊まってみてください。
 
ウマ・サリはホテルと言うよりも、やっぱりロスメンですね。ホテルのサービスに慣れた方や、何でもホテル側がしてくれるのが当たり前と思ってる人には向かないと思います。でも、ロスメンだと割り切れる人は、若くて真面目なスタッフ達の温かさが伝わるこのウマ・サリを気にいるでしょう。
徒歩で歩ける距離なので利用しませんでしたが、バイクと車もあるのでトランスポートもしてくれますし、なによりも清潔な部屋と広いテラスがお勧めです。 |