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アリア・ウブド 
ウブドゥ
 
アリラ・ウブド
★★★(マーニ)

まとめ 〜マッサージとベッドの組み合わせ〜
 

バリ島では、スパのないホテルはないほど、ホテルスパというのは当たり前になってきました。

ホテルにチェックインすると、たいがい部屋の中に併設スパのメニューが置いてあり、ゲストはメニューを見ながら好きなトリートメントを選び、よいのが見つかったらスパまで出むいて希望のメニューを予約します。

こうした滞在スタイルは最近のバリ島滞在のよくあるパターンですが、これがアリラ・ウブドに泊まった場合、他のホテルとひと味もふた味も違います。

田んぼの中に「ALILA UBUD」の看板が見えると、そこが敷地入り口で、セキュリティを抜けてレセプションカウンターのあるホテル・ロビーまで向かいます。左右にライス・フィールドが広がる明るい道なのでホテルもそういう雰囲気かと思いきや、しばらく進むと一転、急に緑濃い木々が立ち並んできて、ロビーに到着する頃にはこれまでの広がり感がうそのような深い森の中で車を降り立つことになります(ここがロビーで、このロビー近くにスパがあるのですが、スパについては後ほど)。

ロビーは、周囲を緑に囲まれたクールで荘厳なしっとりとした大人の雰囲気。チェックインを済ませ部屋まで案内される道を進むと、さらに一転、今度は目の前にバーンと渓谷が広がります。そこではじめて、アリラ・ウブドが深い緑に覆われた渓谷の斜面にあることを知るのです。


1階がデラックスで2階がスーペリアになっているホテル棟は、どの場所からも木々の葉があふれ、ゲストはざぶざぶと「緑のバス・ルーム」に浸かることになります。インフィニティ・プールはさえぎるものの一切無いつきぬけた青空の広がる場所にありますが、プールに浸かっているとどこからでも緑が目に優しく染みいってきます。

そんな緑のバスルームとプールに浸っているからでしょうか、湯船に浸かっていると誰もがのんびりした気持ちになるのと同じように、だんだんと自分自身の緊張感が溶けていくことに気付きます。そしてそんな気分になってくると「スパを受けてみようかな」と思うようになってくるのです。


普通、のんびりした気持ちになるためにスパに行く、と想像しますが、アリラ・ウブドでは違うのです。ホテルに滞在していると「自然にスパを受けたくなってしまう」のです。もっともっととろけてしまいたい、という気持ちの表れでしょうか?普段日本で自分がいかに緊張の糸を張り詰めていたかということにあらためて気付きます。

ロビー前の回廊を抜け階段を上がると、そこが「スパ・アリラ」です。ホテル内もじゅうぶんに自然に包まれることができるけど、スパの受付に入ると、気持ちのよいアロマの香りが鼻をくすぐり、さらにリラックスしていきます。トリートメントルームは、宿泊用のゲストルームとはだいぶ異なるデザインで、もっと直接的に五感に響くよう、オープンエアーで風が体の上を通り抜け、シャワーに敷きつめられた玉砂利が足のつぼを刺激し、ヒーリングBGMが耳にしっとりと響いてきます。トリートメント後シャワーを浴び終わると、宿泊部屋にはないローションやクリーム類を使うことができ、肌をしっとりいたわることができます。スパのレセプションに戻ると、出てくるのはトリートメント後の無料アフタードリンク。ようやくこれで身も心も解放することができました。

スパを出て部屋に戻ってみると、外の風景は変わってないはずなのに、自分自身がとろけたことによって、さらにもっと木々の緑や空の青さや空気のきれいさに感動している自分がいます。そうして日も暮れてくると、完全に日本の生活からは解き放たれた、一個の生き物としての人間になった自分がいます。お腹が空いた動物が森の中をさまよいえさを求めるように、自分もホテルのレストランに出むき、ウブドの静かな夜をこころゆくまでむさぼり楽しむのです。


アリラ・ウブドでは、スパだけでなく、ヨガや太極拳、トレッキングやサイクリングなどのクラスもあります。チェックインしてからチェックアウトまで、アリラ・スタイルにひたり、自分を解放してみてください。


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