| 新しいヴィラがオープンするたびに、そのヴィラを見学・宿泊しているマーニですが、たくさんのヴィラに泊まってみて思うことは、どのヴィラも趣向を凝らし、それぞれ個性と良さがあるということです。そしてまた、中に日本に帰国してからいつまでも記憶に残っているというヴィラがあります。
「そうそう、あのヴィラってたしか○○だったっけ・・・」
大多数のヴィラが印象から消えていく中、ディシニ・ラグジュアリー・スパ・ヴィラズは宿泊してしばらくたってからもなぜかマーニの記憶に残ってる数少ないヴィラの一つです。
ディシニ・ヴィラズはベッド・ルーム棟がひと味違ってました。
- エアコン付きベッド・ルーム。天井が高く圧迫感を感じない。
- デイベッドになる作り付けソファ。そのソファから窓の外のグリーンが見える。
- 通常よりひとまわり床高のどっしりとした天蓋ベッド。蚊帳付き。
- ベッドサイドランプは左右それぞれに調光可能。
- 部屋の見えない部分に、蚊を吸い込む特殊な虫取りファンが設置。
- 蚊取り線香を極力使わないで済むように電気蚊取りラケット装備。
- ベッドからテレビが見れて、しかもiPodのスピーカー付き。DVD、音楽CD対応。
- ベッドと反対側に特大バス・ルーム。広いので移動がしやすい。
 
 
- たっぷり収容のクローゼットには、服を傷めないソフトタイプのハンガーが。セイフティボックス付き。
- ダブルの洗面所それぞれに男女別アメニティが設置。しかも鏡のサイズが大きい。
- スツール付きの化粧台。
- バス・タブは室内。けれど外の景色と空がガラス越しに見える。シャワー付き。
- トイレの水洗は音がうるさくない静音式。
- バス・タブとは別に室内シャワー・ブース。ガラス張りなので、明るく空を眺められる。レイン・フォレスト・シャワー。
- 朝の日の光の下で浴びれるよう、さらにヴィラの外にも屋根付きアウトドア型シャワー。
- 濡れたタオルや洗濯物がめざわりにならないランドリー・ボックスが。
- 入り口ドアと別に、バス・ルームに、プライベート・プールとダイレクトにアクセスできるもう一つのドア。
- 室内でスパを受けられるようバス・ルームにスパ・ベッドが設置。トリートメントの後、そのままプールに飛び込むことが可能。
- 書き物のできるデスク。
- バス・ローブ、スリッパなど五つ星ホテルにおとらぬサービス。
  
 
ディシニ・ヴィラズのグランド・ラグジュアリー・スパ・ヴィラ(1ベッド・ルーム)は、プライベートプールに面してアウトドア・リビング&ダイニングがあって、その脇にベッドルームがあってと、レイアウト自体はよくあるタイプです。
しかしベッドルーム、バス・ルームの一つ一つを見ていくと、マーニが「こんなところがこういうふうになってたらなあ」という、ちょっと不便だなと感じた点がすべてパーフェクトな形に解決されていて、それが積み重なることで、居心地がますますよくなってくるのです。オーナーがどれほど「ヴィラに泊まる」ということを知り尽くしているか、まさに「恐れ入りました」の一言です。よくバリ島に行く人で、虫が苦手だとか、アウトドアバスは苦手だとかいう人がいますが、そういう人でもディシニ・ヴィラズだったらだいじょぶです。
 
 
さて冒頭でマーニがディシニ・ヴィラズが記憶に残っているといった理由は、「そうか、こういうパーフェクトなベッド・ルームやバス・ルームだったからなんだね」と思う人もいると思うけど、実は違うんです。多くの人にとって、寝て起きて歯を磨いたりお風呂に入ったりトイレに入ったり、というのはある意味、人として行わなくてはならない基本生活行動で、それがよいだけだと、結局「あーこのヴィラ快適だねえ」で終わって、結局日本に帰ってから記憶に残らないヴィラになってしまうのです。寸分の狂いもない日本のビジネス・ホテルが、チェックアウト後、まったく記憶に残らないと同じです。
昼過ぎにチェックインして、ヴィラに入ると、暑いこと暑いこと。マーニが宿泊したときは、特にバリ島が暑い時期で、ディシニはヴィラ自体はリビングとプライベートプールでいっぱいいっぱいの広さなので(正直、面積は広くありません)、床の照り返しもあって、リビングにいると暑いです。あわてて、上半身裸になってみたもの、それでも暑くて、オープンエアー・リビングのファンを全開にして、水着に着替えてプールで泳いだり、サンデッキに寝っ転がったり、プール脇の東屋でしばし瞑想してみたり、しばしだらだらと暑さをしのいでました。
そうこうしているうちに徐々に暑さがやわらぎ、夕方になってきました。ふとリビングのソファに座ってみると、そこに光と影のおりなす美しい光景を見たのです。
「モノクロームのバリの午後」とでもいうような、今まで見たこともない美しいリビング。ソファやテーブルが全てディシニ・オリジナルで、どことなくミクロネシアを連想させるポリネシアン風な風合い。布や木を使ったナチュラルな感じが優しい雰囲気を醸し出しています。
 
  
太陽が徐々に傾き、時が一秒一秒夕方から夜にかけてうつろいでいく。壁の高いヴィラなので、水平線に沈む太陽は全く見えません。けれど、その影達が織りなす光の競演。暑さでボーッとした頭で、日本から遠く離れたバリ島に自分が来ているんだという思い。日本では見たこともないような不思議なヴィラ内の景色。美しいリビングで過ごした午後の一時は、強烈にマーニの記憶に残り「不思議な魅力を持つディシニのリビング」として、ときどき思い出しては、自分がバリ島にいたことを確認するのでした。
追記:
ディシニでは到着すると、アフタヌーンティーが何時でも食べられます。またうなぎの寝床のように細長い敷地は電動バギーで移動できます。スタッフさんはなんとセグウェイで移動!特にめぬき通りであるスミニャック通りまで歩いてほんの1分というロケーションは見逃せません。そしてなにより、日本人スタッフさんがいるというのはバリ島初めての人にとって心強いことでしょう。
 
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