もし私が一人旅でなおかつ滞在地は落ち着いた雰囲気のサヌールで、というプランを立てたとしたらホテルはどこにするだろう?1人なので宿泊料金はできれば1泊100ドル以下に抑えたい、でも、オン・ザ・ビーチは絶対条件。そして女性が1人でいても浮かないような小ぢんまりしたホテルがいいな〜。その上、部屋が綺麗ときたら文句なし!
そんな計画もないのにぼんやりとそんなことを考えていて頭に浮かんだホテルの1つがルスパティ・サヌール・ビーチ・ホテルでした。このホテルは以前からあるバンガローの他に新しく2階建てのビルディングが2棟できたんです。だったら部屋は期待できそうだし。果たして条件にピッタリ合うホテルだろうか?いつか想像が現実になる日のために実際に自分の目で確かめてきました。
タンブリンガン通りに面したレセプション棟は若い女性スタッフが1人いるだけで驚くほど小ぢんまりしていました。もちろんロビーにソファはあったので待ち時間に立っていなければならないなんてことはなかったですけどね。
部屋を見せてほしいとお願いし、ソファに座って待っていたら別の女性スタッフがやってきてホテル内を案内してくれました。彼女の後についてレセプション棟の奥へ進むと細長い通路がずっと先まで伸びていました。このホテルは通路だけじゃなく敷地も細長かったですね。通路の片側は植物がたくさん茂っていて、反対側には2室1棟のバンガローが8棟並んで建っていました。バンガローは表から見ただけですがテラスの壁にはストーンレリーフ、木製の小さなテーブルと椅子があって、いかにもバリな趣。ヨーロピアンの方々はバンガローを好むのかしらね、何組か年配の白人ゲストがテラスでのんびりされてました。バンガロー前にはそこかしこにブーゲンビリアの鉢植えが置いてあるので満開時はテラスから綺麗なブーゲンビリアが見られるんでしょうね。見学した時はほとんど葉っぱ状態でしたけど・・・。
バンガローが建ち並ぶエリアを抜けると2棟が平行に建つビルディング棟が現れました。見せてもらった部屋はこちらのビルディング棟のデラックスルームとスーペリアルームです。
1階のデラックスルームにはテラスがあり、テーブルと椅子が2脚置いてありました。部屋の出入り口はガラスの引き戸タイプでブラインドが掛かっていました。これならガラス戸でも室内を覗かれる心配はないでしょうね。室内は思ったより広く、そして明るい部屋でした。シンプルな部屋だけどイカットのクッション、ベッドランナーがバリらしい雰囲気を出してましたね。それより何より清潔なところが良かったです。やはりシーツが真っ白だと気持ちよく眠れそうですよね。大きなソファがあるところも良かったです。これなら部屋の中でも寛げそう。ただし、ソファのセンスは「???」。水玉模様って・・・(笑)。
 
  
 
デスクはバスルームのドアの前にありました。前面の壁には鏡あり。位置的に洗顔後すぐにお肌のお手入れができるところはいいけれど、デスクが小さいのがちょっと残念。書き物をしたり、メイクしたりするには手狭なデスクでしたねぇ。アクアボトルが置いてあったのでより狭く感じたのかもしれませんが。
デラックスルームのバスルームにはバスタブがありました。シャワーブースはなかったけれどバスタブに付いているシャワーが可動式のものだったので使いやすそうでしたよ。シンクはボウル型。シンク周りはそれほど広くはないけれど洗面道具等を置くスペースは十分にありましたね。壁には固定式のドライヤーもありました。ホースが短くて使いづらいのが難点なんですけどね・・・。赤いパッケージのバスアメニティも必要最小限のものは揃っていました。が、バリの中級ホテルの例に漏れず、ヘアコンディショナーはなかったので持参したほうがいいでしょうね。
続いて2階のスーペリアルームを見せてもらいました。ちなみにこちらの出入り口はドアタイプ。バスルームはバスタブがなく固定式シャワーのみ、シンク周りが狭いという違いがあったけれど、部屋はやや狭くなるものの、ソファがないというだけでデラックスルームとほとんど変わりなかったですね。
 
  
2階の部屋には小さいけれどバルコニーがあります。お向かいさんやお隣さんとコンニチハ状態になってしまうけれど、バルコニーがあるのとないのとでは大違い。正直、景色が望めるバルコニーではありませんが、外の空気を吸ったり風や音を直接感じることはできますものね。
ビルディング棟の奥には小さなプールがあり、その向こうにビーチに面した2階建てのレストランがありました。プールにもレストランにも、おじいさん、おばあさんと言っていいほどの年配の白人ゲストしかいませんでしたね。泳ぐわけでもなく、プールの隅に何人か集まって談笑している様子はまるでヨーロッパの温泉施設のようでしたわ(笑)。プールサイドのデッキチェアは少ないけれど、その分ビーチにはパラソル付きのデッキチェアがたくさん並んでいました。ホテルの目の前のビーチは昼寝をしたり、読書をしたり、のんびり過ごせそうな静かなビーチでしたね。風にはためく色とりどりのペンジョールも青空に映えてましたよ。
このホテルは緑が多いし、ビーチは綺麗だし、けっして雰囲気は悪くないのですが、敷地幅が狭いのでゆったり感がないんですよね。なので前述のスーペリアルームのバルコニーに限らず、バンガローやデラックスルームのテラスのすぐ目の前を人が行き来することになります。その点が気になる人には不向きなホテルかもしれませんねぇ。ただ、それが気にならない人には使えるホテルなのではないかしら。部屋は綺麗だし、タンブリンガン通り沿いでしかもビーチに面しているとなれば立地も申し分ありませんしね。
そこで冒頭に話を戻しましょう。結果を言いますと私は泊まりたいと思いました。部屋でのんびりすることはないでしょうからスーペリアルームで十分ですが。とにかくビーチの雰囲気が良かったんですよ。早起きして朝陽観賞をして、ビーチ沿いの遊歩道を今日は北へ明日は南へと散歩して、日中はビーチのデッキチェアでのんびりと・・・。そんな風に過ごしたいと思えるホテルでした。
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