| チカはホテルの宿泊が決まると、一番にガイドブックでそのホテルの場所を探します。初めての滞在地ですと、ホテルの周りにレストランやワルン、スパ、スーパーマーケットなどがあるかどうかは重要です。だけど、色々なガイドブックを探してもホテルの場所が見つからないのです。ホームページから調べた住所で場所は分かったものの、その住所の場所にはホテルではなく、サヌールで有名なレストランの名前があったのです。前日まで宿泊のホテルがこのグリヤ・サントリアンホテルの姉妹ホテルだったので、何とか連れて行ってもらえるけれど、どんなホテルなのかしら・・・と一抹の不安を抱えながらホテルへと向かいました。
タンブリンガン通りをサヌール中心部辺りまで走っていると、タクシーの運転手に「ここですよ」と声をかけられました。その方向を見るとやはりそこにあったのはサヌールで有名なイタリアンレストラン「ヴィレッジ」でした。車はその横を抜け、ホテルのエントランスまで続く石畳の道を通って行きます。その道には南国の木々が茂り、サヌールの喧騒が一気に消えてしまったかのように静かで穏やかな雰囲気の中、エントランスまで行くことができました。
エントランスの前に着くと、バリのムルダー、トゥアレンの石像とスタッフが私を迎えてくれました。最近はモダンなホテルやヴィラが多くありますが、こうやってバリらしい石像のあるホテルに来ると、バリにいる雰囲気がたっぷりで嬉しいですね。フロントのスタッフはタクシーのドアを開けてフロントまで案内をしてくれました。フロントはあまり大きくないのですが、オープンエアーでとても明るく、とてもゆったりとしていました。また、バリらしい彫刻が施された壁やゆったりとして座り心地の良い籐でできたチェア、とてものんびりできそうで、実際にここで新聞を読んだりしているゲストも見られました。
チェックインはフロントで行います。チェックインシートの記入とパスポートの確認を行うとすぐにお部屋に案内をしてくれます。私が案内されたお部屋はNo.119デラックス・ビーチウイング・ルームでした。
こちらのお部屋は2階建ての建物に4つのお部屋が入った、見た目は外国の戸建住宅、と言ったところでしょうか。建物は白の壁にダークブラウンのドアや窓と、かなりモダンな造りになっていました。ちょうど2ヶ月前にフルリノベーションを終えた部屋です、とスタッフに説明を受けながら、お部屋に入ると、今まで私が抱えていた不安は一気に吹き飛んでしまいました。
1階のお部屋は庭に面したテラスから入ります。お部屋は建物と同じように白の壁にダークブラウンの家具がきれいに並んでいます。床もそのまま靴を脱いで裸足で歩きたくなるくらいにきれいに磨かれた石造りです。お部屋に入るとすぐにベッドがあり、その前にはテレビ、冷蔵庫やコーヒー等のミニバー(コーヒー、紅茶、アクア2本は無料)、また、ベッドの横には一人が横になっても十分な広さのあるデイベッド代わりに使えるソファがあります。ソファからテラス越しに外の景色を見ることができるので、チカはこのソファで一日を過ごすのが一番気に入りました。こちらのベッドはシングルタイプでしたが、ダブルベッドのお部屋もあるそうです。ベッドには枕が二つついているので、クッション代わりにもできますし、チカは抱き枕の代わりにしてとても重宝しました。また、ベッドボードはファブリックでできていますので、ベッドに横になる前に、ベッドボードを背もたれにして本を読んだりテレビを見たりすることができました。
バスルームはベッドルームの横にありました。バスルームはすりガラスに囲まれたタイプで、こちらもモダンな造りになっていました。バスルームに入ると洗面所とトイレ、シャワーブースに分かれています。シャワーブースにはバスタブがなく、ハンドシャワーとレインシャワーのみですが、広さもありドアもきちんとあるのでシャワーカーテンの中でシャワーの水が跳ねないように気をつける必要もなく、気持ち良く使うことができました。シャワーのお湯の出もたっぷりですし、排水溝の流れも問題なかったので、とても気に入りました。また、こちらではシャワーブースに大きな台(椅子代わりでしょうか)があり、そちらにシャンプーを置いたりすることができました。多くのホテルですと、シャワーブースにシャンプーや石鹸を持って行っても置き場所に困ってしまう、なんてことがありますね。シャワーブースと洗面所の境がクリアなガラスなので、二人で宿泊するときには一人がシャワーを使っていると、もう一人が洗面所を使いにくいのが少し残念ですね。
 
洗面所のシンクは一つですが、洗濯物やタオル等荷物を置くスペースが十分に取ってあったので、不便は感じませんでした。洗面台の下にタオルを掛けられるバーがありました。手や顔を洗った時に使ったタオルを置き場所に困ることもなく、いつも快適に使うことができました。また、洗面台の前の大きな鏡や鏡の上の明るい照明は女性には嬉しい設備ですね。アメニティはシャンプー、コンディショナー、バスジェル、石鹸、シャワーキャップ、綿棒、ドライヤーと一通り揃っていました。
テラスに出ると、大きなデイベッドとテーブルセットがありました(2階のお部屋はバルコニーが同じ造りになっていました)。夕方涼しくなってから、こちらでゆっくりと座ってくつろぐのも良いですね。
滞在中、ガーデン・ウイング・ルーム、ガーデン・デラックス・ルーム(バスタブ付)、サントリアン・スイートルームを見学させてもらいました。お部屋の広さはサントリアン・スイートルーム以外はほとんど同じ大きさでした。サントリアン・スイートルームは68平米と他のお部屋よりも広く、天蓋付のベッド、広いリビングスペース、バスルームもバスタブとシャワーブースに分かれていました。こちらのお部屋はコネクティングルームにもできるそうです。お部屋はそれぞれに特徴がありますので、ゲストのスタイルに合わせて選ぶことができますね。
 
  
現在は、デラックス・ビーチウイング・ルーム、サントリアン・スイートルーム、ガーデン・ウイング・ルーム(4部屋)のリノベーションが終了しているそうです。2008年には20部屋のリノベーションを行う予定となっているそうですので、どんなお部屋になるのか楽しみです。
|