チェックインスパコレクション CIBホテルコレクション
WWW www.checkinnbali.com by Google
ホーム > エリア別ホテル紹介 > サヌール > バリ・ハイアット

サヌール
 
バリ・ハイアット
★(きんた)

まとめ 〜階下でもオーシャンビュー〜
 

このホテルに泊まるのは何年ぶりだろう?初めてこのホテルに泊まったのは、まだバリ島に行き始めて数回目、ようやくバリ島のあれこれに慣れてきた頃だ。既にその時点でバリ・ハイアットはバリ島の中でも老舗ホテルとして一目置かれる存在だった。ベテランスタッフ達の安定した心ゆくサービスに、満足のいく滞在をする事ができた。最もその時はリージェンシー・クラブに宿泊したから、よりサービスレベルが高かったのかもしれない。

あれから10年以上がすぎ、再び宿泊したバリ・ハイアット。これまでも宿泊はしなくともサヌールにくる度に何度も訪れ庭を見学したりレストランを利用してきたが、実際に泊まるのは久しぶりだ。今回はリージェンシー・クラブではないけれど、オーシャン・ビューのカテゴリーを予約。予約時に最上階をリクエストしておいたがホテルが用意した部屋は最上階ではないらしく、リクエストの件を伝えると、3時間後に最上階の部屋を用意するのでそれまで別の部屋を使うように、とのこと。チェックインして数時間後に部屋を変わるって、実際面倒だ。荷物も出せず落ち着かないがレストランで時間を潰した。

バリ・ハイアットは、外壁が斜めになっており、建物が台形の形をしている。どういうことかと言うと、つまり上の階にいくに従ってベランダ幅が狭くなるのだ。だから必ずしも最上階がベストな訳ではない。バリ・ハイアットの場合、最上階で無くとも、2階でも3階でも十分に海が見えるから2階の広いベランダの部屋の方が良いかもしれない。それは初めからわかっていたのだが、今回はあえて最上階にこだわったのには理由がある。今年4月にスミニャックのザ・レギャンの最上階のオーシャン・ビューの部屋に泊まり、オーシャン・ビューの素晴らしさが頭から離れないからだ。

バリ・ハイアットもオン・ザ・ビーチのホテルなので、オーシャン・ビューの部屋からは目の前の海を望むことが出来る。ホテルによっては最上階であっても、かなりの高さのある階でないと海をしっかり見ることが出来ない場合が多い。なぜなら2階3階という、低いほうの階からだと椰子の葉が視界を遮ってしまうのだ。バリ・ハイアットの場合、きっと最上階であればベランダは椰子の木よりも高いだろうからストレートに海を見ることが出来るだろう。だから絶対に最上階を・・・・と思ってたのだが、バリ・ハイアットは見事にこれを覆してしまった。

バリ・ハイアットはかなり築年数を経ており、それだけ椰子をはじめとした植物達も年月を経て大きくなっている。なんと椰子の木のてっぺんは4階建てのバリ・ハイアットよりもさらに高く育っていたのだった。だから4階から下全ての階からでも、椰子は幹があるだけで大きな葉がないから部屋からの見通しが良いのである。

バリ・ハイアットは美しい庭の持つホテルが多いバリ島のホテルの中でもとびきりガーデニングの素晴らしさが有名だった。しかし、そういえばここのところそんな話聞かなくなったが、泊まってみてそれも納得かもしれないと感じた。確かに植物の種類は多くまるで植物園と思うほどである。しかし、育ち過ぎなのだ。椰子の木に勢いがない。それと同時にガーデニングの手入れも素晴らしいとは言えない。雑な手入れがあちこちに見られた。ま、それも育ちきった老齢の木々だから仕方ないのかもしれない。

バリ・ハイアットは庭のスペースを十分にとって客室棟が建てられている。緑の芝生の庭も大変広く、部屋からの眺めも良い。どこにいても圧迫感を感じないゆったりとした雰囲気のホテルだ。ビーチに接する面積も広く、ホテル自体がとても開放的。

一方、部屋はとても狭い。ベッド以外にくつろぐスペースはベランダになるが、夜は窓を閉めるので部屋の中だけになる。食事の出来るテーブルはあるが椅子が一脚しかないのだ。ないというか、一脚しかおけないのだ。ただ、机用の椅子が同じ物なのでそれを使って2人で座ることはできる。だけど、基本的に室内にいるとき座る場所はベッドの上になるだろう。

クローゼットはウォークインクローゼットになってるから収納たっぷりと思いきや、ウォークインクローゼットに吊してしまうような長いドレスやスーツやズボンはバリ旅行には持ってきてない。欲しいのはTシャツや下着などたたんでしまう場所が必要なのだ。しかし、その場所がないからとても困った。テレビの台に引き出しが付いているが、そこはランドリーバッグやベッドカバーやミニバーになっていて使える引き出しが2つしかない。ここには小物を入れたが滞在中いろんな物を机の上にむき出しに置いておくしかなかった。

バス・ルームのタイルはメルヘンチックな可愛い色柄。ホテル全体のシックで落ち着いたイメージからするとあのタイルだけ浮いている。リゾートらしくて僕は好きだが、少し違和感を感じなくもない。バス・タブはあるのだが、お湯を張ってつかる気にはなれなかった。古くてちょっと清潔感を感じないバス・ルームだったのだ。ただしバス・ルームは狭いけれど、大変効率よく設計されている。

朝食レストランはロビー下の1階部分にある。かなり混んでいて雑然とした雰囲気。レストラン中央に食べ物が並べられていて、みんながそこに集まるからかなり混雑。食べ物もスゴイ勢いで無くなるがすぐに補充してくれる。ただ、レストランはとても暗い。庭に面した明るいテーブルを選ぼうとしたが、禁煙を告げると案内されたのは、庭と反対側のレストランの奥の方のより暗いところに禁煙席は追いやられていた。バリに来て外の景色の見えない暗いテーブルで食事はしたくないので、あれならルーム・サービスで自分の部屋のベランダで食べるほうが良いと思った。料理の種類や量、味はホテルのレベルから考えたらあまり良くない。

プールはホテルの中央、海の近くにある。ホテルの規模からしたら小さすぎるかな?と思う。プールのタイルの色がくすんだ緑色なので、見た目もリゾート!!って感じではなくて落ち着いた雰囲気。プールは小さいけれど、デッキ・チェアーは広い庭やビーチにもたくさんあるので居場所に困ることはなかった。

乾季のど真ん中にもかかわらず連日の雨でホテルの印象も良くなかったかもしれない。チェックアウト後、隣のホテルに移動したら天気が良くなったので、再びハイアットを訪れてみた。晴れたときに見ると明るくてリゾートらしくなかなか良い雰囲気だ。天気が悪いときにはもっと明るい雰囲気のホテルのほうが良いのかも、とも思った。

ハイアットの前のビーチは広くて毎日掃除も行き届いているから綺麗だし、ゆったりと過ごすことが出来る。高級感とか伝統ある格式の高さはあまり感じなくなってしまったが、気軽に遠慮無く過ごせるリゾート・ホテルだと思う。


CopyRight(c) CHECKIN Co., Ltd. All Rights Reserved.