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ヴィラ・デ・ダウン/ダラ・スパ 
クタ
 
ヴィラ・デ・ダウン
★★★(マーニ)

へや 〜高級邸宅〜
 

ジミーさんが、新生ヴィラ・デ・ダウンを作るにあたり、一番に考えたことが、「クタにあるヴィラとはどういうヴィラであるべきか?」ということでした。

新しいヴィラを作るのに、建物のデザインだけなら簡単です。好きなようにデザインすればよいんだから。しかし、ジミーさんが考えたのは、スミニャックでもウブドでもない、「クタ」という旅行者に便利なロケーションで、いかにゲストが快適に過ごすことができるか、ということだったのです。(右の写真:各ヴィラ内に緑の多いのがダウンの特徴)

ご存知の通り、クタはバリ島一の観光スポット。土産物屋、レストラン、マッサージ屋、両替所、カフェ、バーなどありとあらゆる商業施設が詰め込まれた繁華街です。反面、あまりに賑やかなため、サーファーなど一部の旅行者以外、多くの日本人旅行者、特に大人の旅行者にとっては、クタは泊まる場所の候補地としては真っ先に外される、遊ぶためだけのエリアというイメージがあります。

そんなクタにあって、ヴィラ・デ・ダウンは、目抜き通りから奥まった位置にあり、中に入るとまず24時間のセキュリティゲートがありここで外部者をチェックします。次にその先に、あたりを見渡せる一段高くなったロビーがあり、ここからレセプショニストが、外部ゲストを二重にチェックしています。もし外部のゲストが訪問してきたときは、ここから先に入れず、ゲストはロビーで待つよう指示されます。実際、このロビーの脇にダラ・スパがあるのだけど、外部ゲストが入れるのも、ダラ・スパのところまでで、そこから奧の宿泊棟エリアには入ることができません。ヴィラ・デ・ダウンでは、こうした二重のチェック体制を敷いて、宿泊ゲストを守っているのですが、普通に見るとそんなしかけがあることを全く気付かせないようになっていて、優しく穏やかなリゾート感あふれるエントランスになっています。マーニも到着して、まず最初に感じたのは、まるで砂漠に沸いたオアシスのようなのんびりとした居心地を感じました。(左の写真:色使いのセンスがホームライクで都会的)

白亜の神殿のロビーは明るく、その先には、ここがクタとは信じられないほど、芝をしきつめた中庭が広がります。この中庭には朝から夜まで利用できるゲストのためのパブリック・レストランがあり、ゲストはここでご飯を食べたり、アフタヌーン・ティーをいただくことができます。

ホテルの外でショッピングや食事を楽しんできたゲストが、喧噪の街からまるで避難するかのように、緑が目に優しいホテルに戻ってくる。そして、ゲストはまるで自宅でくつろぐように、のんびりとバリ島の休日を楽しむ。このシェルターがあるからこそ、ゲストはクタという土地を楽しむことができるのです。建物だけでなく周囲の環境全体を考えて、クタという街中で、スミニャックにあるヴィラとは異なる、全く新しいヴィラ体験をゲストにもたらしたのがヴィラ・デ・ダウンであるのです。(右の写真:ベッドから庭が見渡せる1ベッド・ヴィラ)

部屋のタイプは、1ベッド・ルーム・プール・ヴィラが4室、1ベッド・デラックス・プール・ヴィラが6室、2ベッド1室、3ベッド1室があり、全室プライベート・プール付きです。1ベッド・プール・ヴィラは、一部の躯体(くたい)を残して改築されているため、プール周りやお風呂場等に、少しバリらしい雰囲気が残っています。一方デラックス、また2ベッド、3ベッドは、プライベート・プールの部分以外ほぼ全て新築です。



上の写真
左上:各部屋にテレビがあります。
右上:キッチン付きのリビングは使いやすい。
左下:ウッドフロアーは裸足で歩いても冷たくありません。
右下:ベッドルームにソファコーナーのある部屋も。

1ベッド・デラックスの特徴は、リビングとベッド・ルームがセパレートになっていること。リビング棟にキッチンがあり、ここでゲストは食事をしたり、扉を開け放してオープン・エアーにしてくつろぐことができます。ヴィラ・デ・ダウンの建築の特徴はガラスをうまく使っていること。例えば、このリビング棟は、壁2面がガラスなので、ソファに座ると、室内でありながら明るい日が差し込み、庭をぐるりと見渡すことができるのです。ベッド・ルームには5.1チャンネルオーディオセット付きDVD&CDプレイヤーが。ベッド周りの色づかいがセンスがよくてグッド。すごいのは、全室ベッドはキング・コイル社の最上級ベッドを導入していること。この寝心地は、某ホテルのいわゆる「天国のベッド」と言われるベッドにも匹敵する、包まれるような素晴らしい寝心地でした。



デラックスのもう一つの特徴が、バス・タブがプライベート・プールの脇にオープン・エアー形式で設置されていること。ピンクのバス・ソルトを入れて、もちろんお湯もたっぷり使えて、プールに飛び込んだり朝風呂入ったり、マーニは思う存分、マーメイド、あ、違った、カッパになっていました(笑)。

1ベッド・プール・ヴィラはリビング・コーナーのあるベッド・ルームが広く、オープン・エアーのキッチンからは豊富な草花を楽しむことができます。

「ダウン(daun)」とは、インドネシア語で「葉」という意味で、このヴィラ・デ・ダウンの特徴が各ヴィラに、様々な草木が植えられていて、とても緑が濃いことです。繰り返しになるけど、クタにこんなに緑のあるホテルがあるなんて驚きます。建て直しをしたときに、昔のイメージを払拭するために普通ならホテルの名称を変更するのに、あえてそれを変えなかったのは、町中でありながらゲストに緑=葉に包まれる滞在をしてほしい、というオーナーの願いだったのです。

実際2ベッド・ヴィラが秀逸です。よくある2ベッド・ヴィラだと、ベッド・ルームはビューのない単にベッドが置いてある部屋だけど、ヴィラ・デ・ダウンのベッド・ルームは、ベッド・ルームの中にさらにリビング・ルームがあってなんとそこから小さなそのベッド・ルーム専用のガーデンがあるところです。2組で泊まっても、各ベッド・ルームに入ったら、それぞれの組が居心地よく過ごせます。3ベッド・ヴィラも全室に広いバス・ルームが付き、とても広い空間を確保しています。



部屋の設備や機器はどれも新しく、それでいて、インテリアにわざとらしさがないので、滞在してみると、本当にここが自分の家であるかのようなアット・ホームなものを感じます。デザイナーは、主に個人の高級邸宅デザインを手がけているインドネシア人女性で、インテリア全体にホテルホテルしたわざとらしさがないのが特徴です。バス・ルームのタオルハンガーが枯れ木を使ったものだったり、日本人ゲストは他のアジア人ゲストと違ってみんながポカリスウェットが好きだからと、冷蔵庫にポカリが常備されていたりと(笑)、日々改善を加えながら、居心地のよいヴィラになっています(冷蔵庫のドリンクは無料で毎日補充されます。ビンタン・ビールも無料)。マーニが泊まったときには、蚊が多く、このあたりは、追加の蚊取り線香を頼むなどして対応します。


上の写真
左:バリで食器が専用の食器棚に入ってるヴィラは意外に少ない。
中:シンガポールアーティストの備え付けミュージックCDは好評。
右:水回りにドイツのグローへ社を使用。

さて、新生ヴィラ・デ・ダウンでは、広い洗面台のアメニティに、なんと歯磨き粉と歯ブラシがそれぞれ別の専用ケースに入った、それはそれは美しい歯ブラシセットが置かれています。「毛先の広がったヴィラ」は、ようやく過去のものとなったのです。



上の写真
左上:石けんがリキッドタイプなので使いやすい。
右上:特大の鏡が邸宅風。
左下:ガラスが多用されているためベッドにもさんさんと光が。
右下:生まれ変わった歯ブラシ(笑)。

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