| ハイアット、コンラッド、シェラトン、ウェスティン、リッツカールトン、フォーシーズン、ノボテル、インターコンチネンタル、アマン・・・。ざっとあげただけでもバリ島には、世界的なチェーン系ホテルが数多くあります。2008年3月現在の情報として、近々サヌールにリージェントが、ヌサドゥアにセント・レジスがオープンする予定とのこと。みなさんの中には、これらチェーンの名前を聞いただけでなく、実際にこれらのホテルに(バリ島でなくどこかの国で)泊まったことのある人も数多くいることでしょう。
初めての国や場所に行くとき、泊まるホテルをどこにするかは誰でも悩むもの。そんなとき、まずおすすめしたいのがチェーン系ホテルを予約することです。例えば、以前マーニが初めてロンドンに行くことになったとき、ロンドンのハイアットを予約しました。理由は以前他の国のハイアットに泊まったことがあったから。ハイアットがどんなホテルであるか、どんなサービスをしてくれるのか、そのサービスの品質はどの程度のものか、すでに体験として知っているので、ロンドンのハイアットにたとえ初めて泊まるにしても予測がつくので安心できるのです。
  
チェーン系ホテルというのは、チェーンであるメリットを生かし、ホテルのサービスや従業員マニュアルをある程度共通化・標準化しています。そのため、ロンドンのハイアットに泊まっても、ニューヨークのハイアットに泊まっても、両者に大きな差があることはなく、それがゲストにとってみると、安心して泊まれる理由になっているわけです。近年は、こうした世界的チェーン系ホテルが、吸収合併をしながら、さらにそのグループホテルを増やす一方、個性的な独立系デザインホテルでさえも、展開する地域や数は少ないものの複数の場所に系列ホテルをオープンし、複数展開していくことが多いようです。
カユマニスは、バリを代表する、そんな独立系ホテルグループの一つ。特に「ヴィラ」というジャンルにおいて、「全室ヴィラホテル」を複数のエリアに展開する数少ないグループ会社がカユマニスです。現在、カユマニスは、バリ島内にカユマニス・ウブド、ヌサドゥア、ジンバラン、その他、中国にカユマニス・ナンジン(南京)を展開しています(そして、さらにバリ島内に異なるブランドのザ・ガンサを運営しています)。
今回は久しぶりのカユマニス・ジンバラン。マーニが泊まったレミー・タイプのヴィラは、カユマニス・ヌサドゥアとインテリアデザインがほぼ同じで、部屋に入って違和感なくすぐになじめます。バス・ルームに入ると、ダブルの洗面ボウル、アウトドアシャワー、広いバス・タブ、真っ白な胡蝶蘭が飾られているのもヌサドゥアと同じ。ベッドルームとは別棟のリビングに、ソファ、オーディオ、ダイニングテーブルを置くスタイルは、カユマニス・ウブドと共通です。
 
 
バリ島で泊まるホテルを探すとき、こうした系列ホテル、グループホテルがあることはホテル選びにおいておおいに便利です。一度泊まったことがあれば、別な場所の同ホテルでも安心して泊まれます。ウブドやヌサドゥアのレベルの高い施設やサービスを知っているので、宿泊中も安心して施設を使ったりサービスを受けることができます。
一方、カユマニスのユニークなところが、一つのホテルの中で、間取りやインテリアの種類が異なる複数のタイプのヴィラを用意していること。例えば、ジンバランであれば、同じ1ベッドルームヴィラでもレミー・タイプ、アンドレ・タイプと2つの異なる部屋があります。このため、ゲストの側は、例えば、すでにウブドやヌサドゥアに泊まったことがあったとしても、ジンバランではウブド、ヌサドゥアとは違う雰囲気の部屋を楽しむことができます。サービスのクオリティや施設の雰囲気はある程度わかる、でも、泊まるヴィラのタイプは、各プロパティ毎に、違う感動を味わうことができるのです。
ひるがえって、カユマニス・ジンバランのこの巨大なヴィラはいつ泊まっても圧倒されます。ウブド、ヌサドゥアをはるかにしのぐ約500平米もの敷地(1棟のヴィラだけで)。リビング&ダイニングエリアとベッド・ルーム、そして、セカンド・ベッドルーム。そのへんの小規模ホテルのプールよりも大きいプールが、ヴィラのプライベートプールとしてあるのです。どんなにインテリアデザインが凝っていようと、それがどれほど高価なものであろうと、カユマニス・ジンバランの「広さ」がもたらすゆったり感は、最高の贅沢。ジンバランが、他のカユマニスよりも室料が高いゆえんです。欧米の避暑地でこれだけの広さのヴィラに泊まろうとしたら、一桁違う料金になりますが、バリ島では500平米がこの料金で泊まれてしまうということで、ハワイより安いと、バリ島に目的地を変える人がいるほどです。
 
マーニは早起きしてビーチまで出てみました。ジンバランのビーチはホテルから徒歩2分。カユマニス・ジンバランの場合、ヴィラの閉塞感というのはありえないんだけど、それでも目の前に大きく広がる海を見れる感動は別です。マーニにとって、ジンバランの海は久しぶりだったもので、うれしさで、サンダルを脱いで、裸足で、しばらくビーチ沿いを散歩しました。ジンバランのビーチの写真はこれまでも何回も見てきたけど、自分の目で見て、そこを歩くと、リゾートに来たなあとしみじみうれしくなってきます。散歩を終えてヴィラに戻ると、あらかじめオーダーしておいたルームサービスの朝食が待ってます。ビーチの散歩で汗をかいたあと、自分のヴィラに戻って、プールにドボンもよいですね。
2008年4月から、カユマニス・ジンバランでは待望の2つのサービスが始まります。その1つが、フルバトラー・サービスの復活。そしてもう一つが、デイユース利用ができるようになったことです。バリ島最終日、先に泊まっていたホテルをチェックアウトし、帰国便が出発する夜まで、この巨大ヴィラをまるまる利用することができるのです。ヴィラの利用だけでなく、スパ、食事もついたお得なパッケージがあるので、広さという感動を、カユマニス・ジンバランで、ぜひ一度味わってみてください。 |