バリ旅行の楽しみの一つに、レゴン・ダンスやケチャック・ダンスなどバリ・ダンス鑑賞があります。ウブドなどへ行くと、毎日どこかでダンスが行われているし、ダンス・ショーを開催するホテルもたくさんあります。それだけバリ島を訪れる観光客にバリ・ダンスは人気があると言うことです。きんたも毎回ダンスが楽しみで、バリに行くとどこかしらへ見に行っています。
さてこのバリ・ダンス、学びたい人は、レッスンを開催しているところがあるので個人で短期、長期学ぶことができます。また、もし自分がプライベート・ヴィラに泊まっていれば、個人でオーダーして好きな場所で見ることができるのです。
例えば、自分が泊まってるヴィラです。最近流行の広い庭を持つプライベート・ヴィラに、仲間で泊まって、ダンス団をチャーターするのです。バリ旅行の最高の贅沢ですね。
実は、バリのダンス・チームのチャーター料金は思ったほど高くありません。料金はパフォーマーの人数、演奏・演目時間、演目・演奏曲目などで決まります。プライベート・ヴィラに泊まったら、自分のヴィラに舞踊団や楽団をチャーターできるか確認してみましょう。チャーターできる場合、内容や料金を教えてくれます。ただしパフォーマー達も準備が必要なので、当日その場で頼むというのは無理です。事前予約が必須です。また、通常パフォーマー達は、昼間は別な仕事(本業)をしているので、通常頼むとすると、夜チャーターすることになります。
ヴィラによっては、敷地が狭かったり音が出るので近隣との問題もあります。そういうときは、リンディック(木琴の演奏。通常パフォーマーの人数は2人程度)をチャーターするとよいです。リンディックであれば、音もそれほどうるさくないし、料金ももっと安いです。いずれにしても、可能かどうかは自分のヴィラに確認してみましょう。ホテルでもこれらのアレンジをしてくれるところがあります。
夕方、自分のヴィラで生のバリの音楽を聴きながらディナーを食べる・・・きっと素敵な思い出になるでしょう。
また、滞在期間が限られていて見たいダンスの開催日に(自分が)あてはまらない、同行者におじいちゃん・おばあちゃんや子供がいて、一族全員での移動が大変という人も、自前でチャーターしちゃったほうが便利です。 <みんなのズバ!感>
「ユリアティ・ハウスを訪ねる!」by
アラジンさん (体験年:2007年07月)
今回ウブド滞在中にユリアティ・ハウス(Br.Tebesaya No.10 Ubud 80571 Telp.62-361-974-044)に自転車で出向いてみました。ユリアティさんとビダニちゃんが当日のティルタ・サリに出演するのかを直接尋ねてみるのが目的です。ユリアティ・ハウスへは見知らぬ他人の家を3件くらい通り抜けて行くことになります。遠慮深い人には、ちょっとした困難かもしれません。
ちなみに、ユリアティさんは普段はデンパサールで働き、まだ学生のビダニさんと一緒に二人暮してをしているとのことでした。そのため月曜日〜金曜日の夕方までに、ユリアティ・ハウスを訪れてもお二人には会えないようです(ビダニちゃんは学生なので、金曜日のお昼過ぎに帰っていることもあるようですが)。金曜日の朝に当日のティルタ・サリに出演可能・不可能の連絡がここ(ユリアティ・ハウス)に入るとのことでした。基本的にはユリアティさんもビダニちゃんも特別な用事がない限りは出演されるとのことでした。本当は会場で直接予約をするか、某日系旅行会社で予約をしなければいけないそうですが、特別にユリアティ・ハウスにて予約をしてもらいチケットも購入しました。予約といっても、結局ここのスタッフが私の代わりに会場まで行って予約をしてくれるんだそうです。なので、やっぱり自分で直接会場に行って予約をした方が良さそうですね。ロングステイされている日本人の方に聞いたところユリアティ・ハウスの宿泊客は100%日本人だということでした。ちなみにこの方は、バリ舞踊にも詳しいので日本語でお勧めのバリ舞踊等を聞きたい方は、尋ねてみると良いかもしれません。
せっかくなのでお部屋の方も見学させてもらいました。1泊60,000Rpのお部屋の方は、私も年が年なので個人的にはちょいと遠慮しときたいところですが、5年ほど前に作ったという1泊100,000Rpのお部屋の方は、乾季なら泊まれると思いました。でもジャズ・カフェがすぐ近くなので夜間の騒音が心配ですけど大丈夫なのかな?。60,000Rpの方には二十歳前後の日本人の若者が二人泊まっていました。
土曜日に訪れた際にユリアティさんがいらっしゃったので、少しお話させてもらいました。ユリアティさんは、さすが日本人に人気があるだけに少し日本語がしゃべれるんですね。インドネシア語をしゃべる時よりも日本語を話す時にはキーが一つ、二つ高くなるのでとっても可愛らしく思えます(そっと手を握りたい)。お姉さんのアユさんや、妹のビダニちゃんは日本語は不得意のようでしたが。ちなみに上半身裸のバリ・スタイルなお父様からは熱烈歓迎の証なのか、焼きたてのサテを頂いたので美味しく頂戴いたしました。出来ればビダニちゃんにも熱烈歓迎して頂けると嬉しいのですが(ちょっと手を握りたい)。
ユリアティ・ハウスでユリアティさんとお話させてもらった翌週もティルタ・サリを見に行きました。またまたユリアティハウスで予約してもらって前列二番目の真ん中という、とっても良い席を確保しました。まだ繁忙期前という時期にも関わらず、この時は前3列が某日系旅行会社の指定席になっていました。ペンデットで出てきたユリアティさんは私の顔を覚えていてくれたらしく、目が合うとハッとした顔をして私に向かって花を投げてくれました(以外と踊りに集中してないものなんですね)。…しかし、あいにく私には当たらず。慌ててもう一度投げてくれて、無事花びらが私に当たるのを確認してから踊りの一団に戻っていきました。こんなこともあるんですね…。でもティルタ・サリではユリアティさんの踊りが一番最初のペンデットしか見れないので、次回のバリ旅では土曜日のグヌン・サリを見ようと思います。
→オススメ度:まあすすめてもよい、一人費用:500円未満
「バリのオラダン・ナディ(セレモニー)に潜入し、バリ舞踊を見る」by
eddyさん (体験年:2007年09月)
知人であるバリダンスの塾長モナさんに、セレモニーを見せて欲しいとお願いしました。そして12/4(金)、カディクモナン村(チャングー)にてオダラン・ナディに潜入してきました。
このセレモニーはヒンズー教のセレモニーでは一年間では最大のものです。セレモニーは日本のお祭りのように町内会で寄付を集め地元の企業にも協賛してもらうなどと言うものではありません。セレモニーの資金は上位カーストのバンジャール(村)の有力者だけが出資して行われます。セレモニーは金が掛かります。ヒンズー教の坊さんが10人そしてガムランの楽団が20人とセレモニーの後神にささげる踊りで踊り子さんが15名です。これだけ雇えばそりゃかかります。
CIB注:オダランはウク歴(1年210日間の周期)にしたがって催されるお寺の創立記念祭。その日が満月や新月など、特別な日と重なると、オダラン・ナディ(Odalan Nadi)と呼ばれる大きなセレモニーとなります。また、資金の調達方はバンジャールによって異なります。
朝から続いたセレモニーは夕暮れ5時頃からいよいよ佳境にはいります。お寺の祠から女性の頭の冠みたいのものに神様が乗り移って坊さんの一団が境内を練り歩きます。そのうち女性の坊さん達が次々とトランス状態(睡眠)に入っていきます。泣き喚く人あり失神する人ありで騒然とします。それをガムラン楽団が大音量で演奏して盛り上げます。そして男の坊さんで二番目に偉い人でシャーマンの人に神が突然乗り移り持っていた剣を抜いて自分の心臓に突き立てます。しかし、死なないのです。そしてその人が倒れるとその剣を他の人がとって生贄の鶏の首を刎ねてセレモニーは最高潮に達します。シャーマンはその後ぐったりしていました。
 
 
そしていよいよモナさんたちの出番です。踊り子さんたちは神に祈りを捧げて踊りの開始です。舞台はお寺の境内の外にビニールシートを敷いて作られました。演目は「ラマヤーナ・バレット」です。登場人物はレゴンダンスと同じですが踊りの内容は違います。村の人が沢山見に来ています。お寺の境内も向かいの道路も人が一杯です。バリでダンスを見たことある方は分かると思いますが、必ずダラン(物語を口上する人)が居ますよね!その人が、即興でいろいろの事言っているので村の人がげらげら笑っているのです。さすがにバリ語は分からないので意味がわかりません。でも、バリの人達は毎日のお祈りと儀式を通して神と共に生きているのです。とても日本人には考えられないですね!おかげで儀式と踊りが切っても切れない関係がよくわかりました。儀式の間中、村の皆さんもず〜と踊っているのです。
 
 
クタなどの街中には、日本人に物を売りつけようとして日本語をうまく話すインドネシア人がたくさんいますが、田舎の村の人は日本語どころか日本人もあまり見たことが無いのです。そこへ怪しいインドネシア語をあやつる日本人が紛れ込んでいるのですから、不思議に思って皆さんが話し掛けてきて親しくなりました。皆さん本当に親切でした。「シラカン・マカン」「シラカン・ミヌン」と飲食を勧めてくれました。バリの人々の素顔に触れることができたような気がして嬉しくなりました。今回もディープな旅になりました。
→オススメ度:絶対おすすめする、一人費用:500円未満
「バリ舞踊の「塾」見学」by
eddyさん (体験年:2007年09月)
バリへ行くこと24回でもう普通のことでは何も驚かなくなりました。が・・・今回の件はなかなか感動物でした。それをお知らせします。
今回は今年6月に三味線が縁で知り合ったバリニシアンダンサーのモナさんの話です。知り合ったのが帰国最終日で次回来た時に再度連絡すると約束していたのですぐ連絡しました。ホテルで面会すると彼女はホテルのフロントをフリーパスです。それは以前このホテルで踊っていたからです。なかなかの有名人です。「今から踊りの練習があるから見に来ませんか?」と聞かれ即出かけました。お家はチャングーです。ホテルはスミニャックだったので近かったです。お家に行くと若い男の子や女の子が大勢集まっていました。
お家は昔からのバリのお家でお父さんの家、お母さんの家、そして子供の家と舞台がある大きなお家でした。其の舞台で女の子が音楽に合わせて踊りの練習を始めました。あの例の中腰での踊りが延々続くのです。途中でひざが笑ってしゃがんでしまう子もいました。男の子には頼まれて普通の音楽に振り付けをしてあげていました。所謂ストリートダンサーですね!彼女のお爺さんがガムランの有名な演奏者で彼女は小さいときから踊りをやっていたそうです。バリには踊りの中学校が6校あるそうですが、そこは本当の学校で授業の中に踊りがあるのです。ですから学校を出てもすぐダンサーになれるものではないのです。そこで各町内にこのような「塾」があるのです。そこで踊りはもちろんのことお化粧や着付けなどの実践的なことを学ぶのです。ですから彼女の所には3歳くらいから社会人まで大勢の人が所属しています。
 
その日は練習の後ホテルにて踊りをやるというのでず〜と付き合うことにしました。お化粧もず〜と見てました。そしてあの独特の化粧をしヘルメットをかぶってバイクに乗ってホテルへ出かけました。行く途中あの化粧ですからすれ違う人みんなが見ていました。そしてホテルの裏側から入って着替えをしていよいよダンスです。メンバーは三人。皆さん10代の学生さんです。一番若い人は12歳です。この塾に所属していて日ごろは練習ですが踊りの依頼が来ると練習のためホテルへ踊りに行くのです。そしてお小遣いをもらう訳です。小さいときからそれを繰り返して最後はライセンスを取ってプロのダンサーになるのです。
ダンサーといってもただの踊り子ではないのです。バリダンサーは「神に仕える仕事(神社の巫女さんみたい)」なのです。敬虔なヒンズー教徒の彼女達にとってバリダンサーは憧れの仕事なのです。其の後彼女達はホテルの支配人や踊りのプロモーターと一緒に食事をして終了です。バリ人の支配人やオーナーにとっては例え若い学生さんのダンサーであっても彼女達は「神へ仕える人」なのです。すごく大切にされています。驚きました。私も彼女達の友人と言うことで食事をご馳走になりました。
 
その時「結婚式が見たいので、もしどこかであれば写真取らせて欲しい」と頼みました。すると来週3組が写真の前撮りがあるから見に来いと言われ出かけました。2人で撮っている写真がそうです(みんなバリ人)。
こてこてに化粧をしていろいろのポーズで撮りました。キスまね写真もあって色っぽくて日本の前撮り写真とは雰囲気がだいぶ違いますね。このようなバリ結婚式の化粧や着付けをし写真撮りの仕事もしています。彼女は25歳ですが村の冠婚葬祭を担い子供達へ踊りを教えそして自分はダンサーとして踊っているのです。
 
 
バリとセレモニーは切り離せない関係ですが、彼女達はその中心なのです。実にバリ人の生活の基盤を見る本当によい経験になりました。塾の見学は無料です。スミニヤックのレストランデニーズで水・日曜日の午後7時から生徒さんが踊っています。ちなみにモナさんは日本語を少し話せます。
→オススメ度:絶対おすすめする、一人費用:500円未満
「レンタルヴィラでレゴン&ケチャのチャーターをしました。」by
いけふくろうさん (体験年:2004年10月)
同行者に初バリの者が数名いたので、何かバリ島ならではの企画を、と考え、以前からやりたかった、舞踊団のチャーターをすることに決めました。
ホテル形式のヴィラでも、レゴン&ガムラン隊を呼ぶことができるところはあったのですが、どうせならケチャも見たい!と、ケチャ隊が入れる庭のあるレンタル・ヴィラ(5BR)を借りました。舞踊団の手配は、そのヴィラを契約した会社にすべて依頼しました。その際に、おおまかの予算も伝え、結果的にこちらが思ってたほどはかかりませんでした。
個人でチャーターすると、自分達だけでじっくり観賞できるのは勿論ですが、他の利点は、日時・時間を都合に合わせて決められる事。それに、個人ヴィラだと、シェフに好きな料理を注文してのオリジナル・ディナー・ショーができることです。私達は、庭でシーフードを焼いてもらいながら、オープン・リビングでそれを味わいながらレゴン・ダンスを観賞し、ディナーが終わると庭に移動してのケチャ・ダンスの観賞をしました。
何と贅沢な時間だったこと!舞踊団は総勢90人くらい来てくれたのですが、こちらは外部から友達を呼んでも10人です(実は台風による欠航で来れなかった人もいましたので)。もったいない〜〜!。演技のほうも、個人だからと言って手を抜くことなく、満足のいくものでした。ケチャの後は、サンヒャンダンス(トランス状態で火の上を歩くもの)も始めたので、驚きました。(本ページの写真はいけふくろうさんがチャーターしたときの写真。プライベート感たっぷりです!)
 人数がそろえば、ツアーでの「ダンス観賞&ディナー」というものと大差ない金額で、この贅沢な時間をすごせます。お勧めします。ただし、ケチャは広い場所も必要だし、火を使ってトラブルにならない様に予め打ち合わせをしたほうがいいと思います。レゴン・ダンスやガムラン隊オンリーでも、ヴィラによって可・不可はあると思いますので、問い合わせてからにして下さいね。
→オススメ度:絶対おすすめする、一人費用(参考):2,000円以上〜5,000円未満
<きんたとマーニのひとこと>
レゴン・ダンスだけでなく、ケチャもチャーターしたとは!スケールが違います。今回の舞台となったパーム・リバー・ヴィラには大変広い庭があります。庭の真ん中のプールもあるので、ライトアップされたプール越しにみるダンスはとてもロマンティックだったと思います。プライベート・ヴィラだと、オープン・エアーの広いリビングがあるので、大勢で借り切って過ごすのにもってこい。いつか大人数で泊まってケチャックやレゴンを見たいですね。バリ島にはこうした大きなヴィラがたくさんあります。(byきんた、2008/05/08
updated)
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